以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
~厳しい信頼性を要求される車載用途・5G基地局などについても詳解~
セミナー趣旨
積層セラミックコンデンサ(MLCC)に関して、その電気的性質と用途だけでなく製造方法、材料技術、信頼性技術、誘電体現象論、最先端の開発状況等、幅広く網羅し、特にMLCCで最も重要な信頼性に関しては実践的な側面だけでなく科学的な側面からも構造設計と材料技術を詳しく解説する。車載用途や5G基地局のように厳しい信頼性が要求される用途についても解説する。更に今後の動向についても考察する。
習得できる知識
積層セラミックコンデンサの性質、原理、応用の基礎
最先端の材料技術
最先端のプロセス技術
セミナープログラム
1.はじめに
2.積層セラミックコンデンサの歴史
3.コンデンサの特性と用途
3-1.コンデンサの性質と種類
3-1-1.コンデンサの性質
3-1-2.コンデンサの種類
3-1-3.セラミックコンデンサの規格
3-2.コンデンサの用途
3-2-1.デカップリング用
3-2-2.平滑用
3-2-3.カップリングコンデンサ
4.積層セラミックコンデンサの製造方法と小型大容量化
4-1.製造方法
4-2.誘電体層の薄層化
4-3.内部電極の薄層化
4-4.薄層化、多層化と残留応力
5.信頼性と構造欠陥対策
5-1.構造欠陥の分類
5-2.製造プロセスと構造欠陥
5-3.環境条件と構造欠陥
5-4.高信頼性構造設計
6.誘電体材料技術
6-1.絶縁抵抗の寿命現象
6-2.静電容量エージング現象
6-3.低周波の誘電緩和現象
6-4.高温用材料
6-5.中高耐圧化
7.超薄層化と誘電体材料
7-1.チタン酸バリウムのサイズ効果と内部応力
7-2.残留応力
7-3.外部応力
7-4.高誘電率化
8.今後の技術開発動向
8-1.誘電体材料開発動向
8-2.MLCCの技術開発動向
9.おわりに
スケジュール
昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
※進行によって、多少前後する可能性がございます。
※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。
MLCC,コンデンサ,小型大容量化,内部電極,誘電体,信頼性,多層化,web,セミナー
セミナー講師
昭栄化学工業(株) 取締役 工学博士 野村 武史 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
- 受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
構造因子 面心立方格子:金属材料基礎講座(その134)
◆ 構造因子 面心立方格子 面心立方格子の構造因子を見てみます。面心立方格子の場合、立方格子の頂点の000と各面の中心1/2,1/2... -
疲労強度とは? 疲労の概要やS-N曲線の見方など基礎的な知識について解説
機械や構造物の破壊事故の約80%は疲労による破壊が原因とされており、疲労破壊による航空機や鉄道車両、自動車、橋梁などの重大な事故も多く発生しています。... -
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -
オイラーの公式、構造因子 体心立方格子:金属材料基礎講座(その133)
【目次】 1. オイラーの公式 構造因子の中のeπiは元々オイラーの公式として三角関数と虚数iの形で式(1)のように表されま...