~ホットランナーの基本と高精度・高生産性に向けた上手な使い方や適用事例~ 

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    セミナー趣旨

     射出成形でランナーを全く出さない方法がランナーレス成形です。今はランナーをホットで成形するのでホットランナー成形で、省材料、省エネルギーに効果があると言われて来て50年以上経過しております。使ってみれば、多くの効果利点が有るのですが、とりあえず普通金型でも成形できるのでトライしない人が多く、日本ではスタートは早かったのですが、その後の普及が遅いのが現状です。海外では先進国でも新興国でも利用が伸びて居ります。どこも成形のコストダウンは最重要課題なのに大差があります。日本でも上手に使いコストダウン、省材、省エネに効果をあげているメーカーもあります。ここで実際の使い方や原理を説明したいと思います。

    習得できる知識

    ホットランナーの基本知識
    材料削減、省エネルギーになるか?
    実際の使い方。効果的な応用方法
    日本、海外メーカーの紹介
    高精度精密成形、サイクルアップ効果の実例
    ホットランナーの今後の展望

    セミナープログラム

    ホットランナーの基礎と実践
    (ホットランナーシステムの選定から設計、的確な金型設計を行うためのエンジニアリング)

    1. システム選定――各社システムの特徴と効果的な活用/留意点
     1-1.ホットランナーシステムの分類 
       加熱方式(内部・外部加熱/直接・間接加熱)
       ゲートシール方式(オープンゲート/バルブゲート)
     1-2.市販ホットランナーシステムの概要
       総合システムメーカー 
       部品販売専門メーカー
     1-3.何を重視して選ぶのか
       経済性、市場性、メンテナンス対応  
       技術 ―樹脂との適性/熱膨張対応/温度制御/断熱構造

    2. 構造設計―とエンジニアリング
     2-1.全体構造 ―高剛性構造と精度維持/冷却回路の重要性
     2-2.マニホールド ―樹脂温の安定/圧力損失を小さくする
     2-3.シングルゲート ―1個取り、多数個取りの対応技術
     2-4.流路径 ―圧力損失・滞留時間
     2-5.マニホールド形状 ―ヒーターの種類(カートリッジヒーター/シーズヒーター)
     2-6.マニホールドの固定方法 ―固定側受け板へのボルト締め/固定側受け板と予圧受け
     2-7.熱膨張計算の重要さと把握
     2-8.マニホールドの位置決め ―断熱/熱膨張対応

    3. 熱設計 ―ヒーターの熱計算/センサーの取付け/配線処理

    4. 高生産性・省エネルギーのためのホットランナー成形
     4-1.ホットランナー成形は成形サイクルアップするか?
     4-2.ホットランナーはヒーターを多く使うのに省エネルギーになるか
     4-3.実際のデータ

    5. 耐熱性プラスチック、エンジニアリングプラスチックへの適用
       溶融温度/溶融時の粘度と温度依存性/結晶性・非結晶性/熱伝導率と比熱

    6. ホットランナー成形に必要な設備
     6-1.射出成形機との関係と必要な設備
     6-2.温度調節計の重要さとホットランナーに適した温調計

    7. ホットランナー成形の利点
      自動化・無人化/生産の安定化/コストダウン/外観向上/光学特性向上/大型薄肉化
     7-1.高速成形とホットランナーシステム ―成形サイクル短縮化実例
     7-2.ホットランナーによる精密成形 ―収縮率のバラツキ小さく、低圧射出成形により物性向上

    8. 特殊成形への応用
     8-1.スタックモールドへの応用
     8-2.ガスアシスト成形、発泡成形への応用
     8-3.射出圧縮成形への応用
     8-4.多色射出成形への応用
     8-5.PETボトルプリフォーム用ホットランナー
     8-6.シーケンス制御成形 ―大型成形品のウェルドライン対策/成形事例

    9. 最近の国際展示会に見るホットランナー事例

    10. ホットランナーの今後の予想と展望(日本と海外)


    スケジュール
    昼食の休憩時間12:00~12:45を予定しております。
    ※進行によって、多少前後する可能性がございます。
    ※質問は随時チャット形式で受け付けます。また音声でも可能です。


    射出成形,ランナーレス,コストダウン,設計,自動化,プラスチック,セミナー

    セミナー講師

    岡村 功 氏

    セミナー受講料

    55,000円(税込、資料付)
    ■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
      2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
    (セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
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    受講について

    Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

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    2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
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    • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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      タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。

     

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    55,000円(税込)/人

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    10:00

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    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂加工/成形   生産工学   省エネルギー

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