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Excelで実践!「95%信頼区間の計算」から
「直線性・検出限界・定量限界の精巧な分析」
「真度・併行精度・室内再現精度の巧緻な算出」まで
セミナー趣旨
分析法バリデーションの実務をExcel上で行うには、理論(統計学の基礎)と実践(直線性、検出限界、定量限界などを示し、真度・併行精度・室内再現精度などの計算)の両方が必要です。まず、必要な統計学の基礎とその背景や意味をわかりやすく解説します。加えて、その基礎が実務においてどのようなことに用いられるか、その活用法についても学びます。(正規分布、t分布、χ2分布などの特性)この時、力を入れて直感的に理解:感度を高めるのが、本講義の重要ポイントです。感度が高まることで、その後の信頼区間への応用の際に、分布曲線の図形的な理解につながり、実践における各パラメータの具体的な計算がスムーズに行えるようになります。その効果的な学習として、Execl演習を行い、感度を習得する講座です。
セミナープログラム
1. 統計学の基礎的事項
1.1 「母集団と標本」及び「統計学でよく使われる記号」について
1.2 平均値と分散、標準偏差(内容:データから分布グラフ・平均値・確率へ/バラツキの評価/
不偏推定量/不偏分散や不偏標準偏差はなぜ(n-1)で割るのか/連続型の分布・確率密度関数)
1.3 統計学の基本定理 (内容:中心極限定理 )
2. 正規分布とその周辺及び信頼区間
2.1 正規分布(内容:正規分布曲線/標準正規分布/ 正規分布の確率をエクセルで
(NORMSDISTの応用)/ NORMSDISTの逆関数(NORMSINV)
2.2 標本平均から母平均を推定する(正規分布からt分布へ)
(内容:母分散が既知の場合・母分散が未知の場合(t分布)
t分布曲線におけるt分布のエクセル化、 t分布の逆関数(エクセルのTINV))
2.3 標本分散から母分散を推定する(χ2分布へ)
(内容:χ2分布の曲線/エクセル化/逆関数(エクセルのCHIINV))
3. 分析法バリデーションへの応用
3.1 直線性、検出限界、定量限界
(内容:各項目の要求事項/回帰直線の求め方:最小二乗法・エクセルのグラフ機能/
エクセル関数・分析ツール)
3.2 真度(内容:要求事項と計算例)
3.3 併行精度 (内容:要求意向と計算例)
3.4 室内再現精度(内容:要求事項/分散分析とF分布/室内再現精度/分散分析表の計算とエクセルの分析ツール/
実際の計算/信頼区間)
4. 追補
4.1 重み付き検量線
4.2 回帰直線における標準偏差
5. 演習問題(分析能パラメータ算出のExcel演習)
5.1平均値及び標準偏差の95%信頼区間
5.2 直線性、検出限界、定量限界
5.3真度
5.4併行精度
5.5室内再現精度
【質疑応答】
セミナー講師
川口 謙 氏 東レリサーチセンター バイオメディカル分析研究部
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
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受講料
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