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自社の事業とSDGsを結びつける着眼点と
研究開発テーマへの落とし込み方!
セミナープログラム
<10:00〜11:30>
【第1部】自社のコア技術を活用したSDGs関連"新事業アイデア"の創出
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 近藤 晋氏
【講演趣旨】
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が設定されました。企業部門においては、企業価値の増大や投資を呼び込む際にESGを考慮する動きが広がると共に、事業の拡大や維持を行う際にもこのSDGsに対応することが重要と認識されつつあります。そこで、各社SDGsに対応した事業展開を検討するものの、自社との接点見出すことが上手く出来ずに苦戦しているケースも見受けられます。そこで本セミナーではSDGs関連の新事業アイデア創出に取組む一つの視点として、自社の技術をSDGsとマッチングさせるための考え方についてご紹介致します 。
1.技術とは
2.自社技術を活用した新事業構想を進める意義
3.自社技術の可視化
4.技術評価とコア技術設定
5.コア技術情報の管理と運用
6.SDGsの目標・ターゲットと社会課題
7.機能展開による社会課題の技術課題への変換
8.SDGsとコア技術のマッチングからの新事業アイデア創出
9.新事業アイデアから新事業計画策定・事業化推進へ
10.活動実践事例
【質疑応答】
<12:15〜13:15>
【第2部】富士通における SDGsの取り組みと実施体制
富士通(株) サステナビリティ推進本部 企業パーパスアクティベイト室 シニアマネージャー 藤井 宏紀 氏
【講演趣旨】
富士通では「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」とのパーパスを掲げ、ビジネスと社会の目標を一致させ、社会課題解決のための価値を提供していく取組みを進めています。このパーパスの目指すところはSDGsとも一致していると考えています。 私たちは、新たなビジネスブランド「Fujitsu Uvance」を基軸とするビジネスと、企業として取り組むべき重要課題をグローバルレスポンシブルビジネス(GRB)と位置づけた非財務の取り組みの両側面から、パーパスの実現、そしてSDGsへの貢献を目指しています。 本日は、Uvance事業やGRBの取り組み事例を通じて、富士通の目指すサステナビリティ経営について紹介します。
【講演項目】
1.企業がSDGsに取り組む意義とは
2.富士通のSDGsへの取り組み
2.1 富士通のパーパスとは
2.2 価値創造モデルと財務・非財務の考え方
2.3 サステナビリティ経営を実現する推進体制
2.4 サステナビリティ経営における重要課題への取り組み
(グローバルレスポンシブルビジネス(GRB))
2.5 マインドセット・カルチャー変革に向けた取り組み
2.6 新しい時代に求められるビジネスとは
2.7 エコシステム形成の重要性
2.8 社会課題を起点とするビジネスに向けた取り組み
2.9 SDGs浸透に向けた社内の取り組み
【質疑応答】
<13:30〜15:00>
【第3部】コーセーにおける新たなSDGsに対する化粧品研究「SDGx」の取り組み
(株)コーセー 研究所 研究戦略室 室長 浜松 和芳氏
【講演趣旨】
「化粧品」とは、薬機法にて『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものを言う』と定義されている。具体的には、化粧水、クリーム、シャンプー、ファンデーションなど多くの製品が該当する。 化粧品業界における研究としては、上記のような製品の「製剤研究」から健やかに保つ対象としての「皮膚研究」「毛髪研究」が中心であったが、今後の化粧品研究の課題としては、『サステナビリティ』『デジタル』『グローバル』の視点を加えた開発が非常に重要になってくると考えている。これらの3要素は複合的な面で関連しており、化粧品研究の対象として、我々としては注力すべき領域であると考えている。それらに向けた変革を「SDGx」とした。
【講演項目】
1.コーセーの研究開発
1.1 コーセー研究開発理念
1.2 Sustainableへの取り組みの重要性
1.3 研究対象としてのサステナビリティへの取り組み
1.4 研究対象としてのサステナビリティへの取り組み(2)
2.研究対象としての新たなSDGs(Sustainable, Digital, Global)
2.1 研究対象としてのDigital Transformation(DX)の重要性
2.2 カウンセリングのDXに対しての技術開発
2.3 処方開発のDXに関する技術開発
2.4 研究対象としてのGlobalization(Global Transformation(GX))への取り組み
3.これからの化粧品研究における課題 「複合的なSDGx」
【質疑応答】
<15:15〜16:45>
【第4部】OKIのイノベーション・マネジメントシステム“Yume Pro”とSDGs関連R&Dテーマの発掘とその進め方
沖電気工業(株) 執行役員 イノベーション責任者(CINO) 兼 技術責任者(CTO) 藤原 雄彦氏
【講演趣旨】
OKIは、国際標準ISO 56002に基づくイノベーション・マネジメントシステム(IMS)“Yume Pro”にて「全員参加型のイノベーション」を推進。「社会の大丈夫をつくっていく」ために、SDGsの社会課題解決に向けたイノベーション戦略を設定し、新たな事業開発を行っている。本講演では、OKIのIMSの概要とそのための企業文化改革活動、その成果としての開発事例を紹介する。
【講演項目】
1.ESGを軸としたOKIの経営戦略
2.イノベーション戦略
3.OKIのイノベーション・マネジメントシステム “Yume Pro”概要
4.OKIの企業文化改革活動
・イノベーション研修
・ダイアログ
・Yume Proフォーラム
・Yumeハブ
・Yume Proチャレンジ
5.IMSに基づく研究開発プロセス・・Yume Pro B/T STEP
6.SDGsの目標達成を目指す研究開発事例
【質疑応答】
セミナー講師
1. 近藤 晋 氏 (株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント
2. 藤井 宏紀 氏 富士通(株) サステナビリティ推進本部 企業パーパスアクティベイト室 シニアマネージャー
3. 浜松 和芳 氏 (株)コーセー 研究所 研究戦略室 室長
4. 藤原 雄彦 氏 沖電気工業(株) 執行役員 イノベーション責任者(CINO) 兼 技術責任者(CTO)
セミナー受講料
1名につき66,000円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
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