市場浸透を図るMini-LED、次世代を狙うμLEDディスプレイ技術の将来展望

サムスン、LG、アップルなど先行各社の
Mini-LED・μLEDディスプレイ製品技術とその分析!
CES2022の最新情報・技術開発・ビジネス展開のヒント!

セミナー趣旨

2022年のCESでのTV展示は、Mini-LED BL LCDを搭載したTVへの多くの新規参入メーカが見られた。昨年のSamsung、TCL、LGEに加えてSONY、HISENSE、SKYWOTH、TVS REGZAである。μLEDディスプレイではSamsungが昨年販売の110”に加えて新たに89”、101”を追加した。12.7”LTPSバックプレーンガラスをそれぞれ49、64枚で組上げたタイル方式である。ARスマートグラスではVUZIXがμLEDで製品市場投入を行った。
昨年のMini-LED BLはTVだけではなく、Appleが同技術のiPad Pro/MacBook Proを市場投入した。 Local Dimming分割2,596のiPadは課題のハローを抑え、ピーク輝度1600nits、高コントラストで、OLEDを上回る画質評価も見られる。またSamsungのμLEDディスプレイはサイズ拡張可能なタイル基板構成で超プレミヤTV市場進出を狙う。高画質でハイエンド覇者を目指すOLEDへLEDが挑戦するバトルである。
本セミナーでは、市場動向を踏まえ、LED構造、特性、駆動の基本技術から最新の技術講演・特許公報を解析すると共に、Mini-LED BL搭載iPadやTVの構造分析、ローカルディミング分割数と画質関係解析を行う。またμLEDディスプレイでは、特許情報をベースにSamsungのタイルディスプレイやAUOのフレキシブルμLED、LGのストレッチャブルディスプレイ技術を紐解き、Stanford大・Samsung提案のイノベーション技術Meta-Surface (Photonic) OLEDのμLEDへの展開可能性も議論する。

習得できる知識

1.Mini-LEDやμLEDのLEDチップ構造、特性の基礎技術、μLEDディスプレイとしてのPWM駆動、
  マストランスファーの基本技術から、SIDでの日亜化学工業のMini-LED BL提案構造、
  AUOのフレキシブルμLED構造、イノベーションMeta-Surface OLEDのμLED展開性などの最新技術習得、
2.Mini-LED BL搭載TVやμLEDの市場動向、最新製品のiPad、SamsungのTVのラインナップ、
  これらの構造と表示画質をOLEDとの比較を通してのビジネス視点を含む知識の習得、
3.μLEDに関する各社の特許出願状況の把握、
4.1〜3の習得で未来に対して必要な技術、ビジネス動向のヒントを習得できる。

セミナープログラム

1.ディスプレイ市場の動向と戦国絵巻
 1.1 Mini-LED/μLEDの定義と高コントラスト比実現のLD駆動
 1.2 CES2022におけるTV市場のミニLED/マイクロLEDと市場動向予測、及び戦国絵巻

2.知っておきたいLED、及びLEDディスプレイの基礎技術
 2.1 LEDの基礎構造と特性、LEDチップの構造と分類
 2.2 LED駆動はPWMが基本

3.Mini-LED BL搭載LCDの2021年製品技術とその解析
 3.1 2021年のMini-LED搭載LCDの表示性能を含む市場実績
 3.2 市場用途別Mini-LED BL構造とその性能(SID2021 日亜化学工業)
 3.3 Mini-LED BL搭載iPad Pro 12.9の構造、表示性能
 3.4 Mini-LED BL搭載Samsung TVの表示性能、改善策への課題

4.μLED Displayの構造分類と事始め
 4.1 マイクロLEDディスプレイの分類 (Monolithic、Discrete、QNED)、構造
 4.2 各構造の事例(論文、特許明細書)
 4.3 マイクロLEDディスプレイの事始めとUS特許公報調査に見る経緯

5.MTF(大量転写)技術と接続技術
 5.1 MTF技術の分類
 5.2 LEDの基板接続技術

6.次世代QNED(ナノサイズLED)技術
 6.1 SDCのQDブランドを用いた大型TV用デバイス開発の一貫
 6.2 SDC特許公報に見るQNED技術の内容

7.用途別μLEDディスプレイ技術の最新動向
 7.1 Samsungのタイル方式TV用μLEDディスプレイ
 7.2 コスト低減でやるべきこと(SID2021:Yole Development)
 7.3 AR・VR市場に挑戦するモノリシックμLEDディスプレイ
 7.4 新興用途でフレキシブルOLEDに挑むμLEDディスプレイ
 7.5 次世代のストレッチャブルディスプレイへのμLEDの適用

8.イノベーション技術Meta Photonic OLEDとμLEDへの展開可能性
 8.1 Stanford/Samsungの提案するMeta Photonic OLED
 8.2 当方試算の効率計算から見えるイノベーションの期待と製造上の最大課題
 8.3 PSS(Paterned Sapphire Substrate)をベースにしたμLEDの展開

9.μLEDが変えるディスプレデバイス産業


【質疑応答】

1.ディスプレイ市場の動向と戦国絵巻
 1.1 Mini-LED/μLEDの定義と高コントラスト比実現のLD駆動
 1.2 CES2022におけるTV市場のミニLED/マイクロLEDと市場動向予測、及び戦国絵巻

2.知っておきたいLED、及びLEDディスプレイの基礎技術
 2.1 LEDの基礎構造と特性、LEDチップの構造と分類
 2.2 LED駆動はPWMが基本

3.Mini-LED BL搭載LCDの2021年製品技術とその解析
 3.1 2021年のMini-LED搭載LCDの表示性能を含む市場実績
 3.2 市場用途別Mini-LED BL構造とその性能(SID2021 日亜化学工業)
 3.3 Mini-LED BL搭載iPad Pro 12.9の構造、表示性能
 3.4 Mini-LED BL搭載Samsung TVの表示性能、改善策への課題

4.μLED Displayの構造分類と事始め
 4.1 マイクロLEDディスプレイの分類 (Monolithic、Discrete、QNED)、構造
 4.2 各構造の事例(論文、特許明細書)
 4.3 マイクロLEDディスプレイの事始めとUS特許公報調査に見る経緯

5.MTF(大量転写)技術と接続技術
 5.1 MTF技術の分類
 5.2 LEDの基板接続技術

6.次世代QNED(ナノサイズLED)技術
 6.1 SDCのQDブランドを用いた大型TV用デバイス開発の一貫
 6.2 SDC特許公報に見るQNED技術の内容

7.用途別μLEDディスプレイ技術の最新動向
 7.1 Samsungのタイル方式TV用μLEDディスプレイ
 7.2 コスト低減でやるべきこと(SID2021:Yole Development)
 7.3 AR・VR市場に挑戦するモノリシックμLEDディスプレイ
 7.4 新興用途でフレキシブルOLEDに挑むμLEDディスプレイ
 7.5 次世代のストレッチャブルディスプレイへのμLEDの適用

8.イノベーション技術Meta Photonic OLEDとμLEDへの展開可能性
 8.1 Stanford/Samsungの提案するMeta Photonic OLED
 8.2 当方試算の効率計算から見えるイノベーションの期待と製造上の最大課題
 8.3 PSS(Paterned Sapphire Substrate)をベースにしたμLEDの展開

9.μLEDが変えるディスプレデバイス産業

【質疑応答】

セミナー講師

(株)サークルクロスコーポレーション フェローアナリスト 小野 記久雄 氏

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕

受講について

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    お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
  • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
  • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
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    部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   半導体技術

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10:30

受講料

55,000円(税込)/人

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全国

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電子デバイス・部品   半導体技術

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