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車載電子製品の実装技術、および車載パワーエレクトロニクスにおける高耐熱樹脂材料について解説
セミナープログラム
10:00~12:50
1. 車両電動化に向けた車載電子製品の実装技術
神谷 有弘 氏
- カーエレクトロニクスの概要
- クルマ社会を取り巻く課題
- 重要分野における技術~環境~
- 重要分野における技術~安全~
- 車載電子製品と実装技術への要求
- 車載電子製品に期待される品質
- 車載電子製品の搭載が抱える問題点
- 小型実装技術
- センサの小型化技術
- ECUの小型実装技術
- アクチュエータのインテリジェント化と封止技術
- 熱設計の基礎
- 熱設計の目的
- 熱の伝わり方の3原則
- 熱抵抗
- 接触熱抵抗
- 電子製品における放熱・耐熱技術
- プリント配線板の熱特性改善
- プリント配線板における熱設計と信頼性
- エンジンルーム搭載製品の熱設計例
- TIMの使いこなし
- 機電一体製品の放熱設計事例
- インバータにおける実装・放熱技術
- 両面放熱構造の設計例
- 水冷却系を含めた設計
- パワーデバイスのはんだ付け実装技術
- 将来動向
- インバータの小型化とWBGデバイスへの期待
- 新たな放熱設計の視点
- カーエレクトロニクス製品開発の進め方
12:50~13:40 休憩時間
13:40~16:30
2. 車載向けパワーエレクトロニクスにおける高耐熱樹脂材料の動向
高橋 昭雄 氏
HV、EVのモータを制御するためのインバータシステムのパワーデバイスとしてSi(シリコン)が使用されているが、動作温度の限界が175℃であり電力密度の上限に達している。これに代わり200℃以上の動作温度が可能であるSiCのパワーデバイスが注目されている。その能力を活用するために、高温に耐える接続、接合技術や封止材料といったモジュールに適用する新規な実装技術開発が必須となっている。
- パワーエレクトロニクス実装技術の動向
- パワー半導体と自動車用パワーモジュールの技術動向
- ワイドバンドギャップ(WBG)パワー半導体と実装材に要求される性能
- 自動車用パワーモジュールの技術動向と今後の課題
- パワーモジュールにおける高分子材料の役割
- 封止材料
- 高熱伝導性材料
TIM(Thermal Interface Material), IMB(内部絶縁金属板)
- 高耐熱樹脂材料の設計と合成
- 物理的耐熱性と化学的耐熱性
- エポキシ樹脂、マレイミド樹脂、シアネート樹脂他
- 材料評価プロジェクトでの評価
- サーマルサイクルテスト(TCT)とパワーサイクルテスト(PCT)
- 評価用プラットフォーム
- 高耐熱樹脂材料の評価と今後の方向
セミナー講師
株式会社 デンソー
電子基盤技術本部 電子PFハードウェア開発部
神谷 有弘 氏
横浜国立大学 非常勤教員
横浜市立大学 客員教授
高橋 昭雄 氏
セミナー受講料
1名様 54,780円(税込)
(テキストを含む・事前に送付いたします)
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