プラスチック加飾技術の最新動向と今後求められる加飾技術【LIVE配信】

フィルム貼合・転写加飾、NSD、
構造色加飾、インクジェット印刷を中心に
プラスチック加飾技術の現状と今後の展望を解説!

※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。

セミナー趣旨

【第1部】
 最近、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能付加加飾」へと発展し、また、「塗装代替加飾」が注目され、「繊維複合熱可塑性樹脂への加飾」も関心が持たれるようになっている。個別加飾技術の中では、塗装代替加飾技術として、フィルム加飾技術、モールドインカラー等のNSD(Non Skin Decoration)、構造色加飾、オンデマンド印刷等が注目されており、自動車の外板への適用検討も活発化している。さらに、フィルム加飾技術の中では、インモールド加飾と比較して数々の特徴があるアウトモールド成形(布施真空のTOMなど)が注目され、採用が急拡大している。本講演では、フィルム貼合・転写加飾、NSD、構造色加飾、インクジェット印刷を中心に「各加飾技術の最新動向」を示し、さらに、国際社会の目標、取り組み、ならびに、それに即した今後の加飾技術についての概要を示す(今後の加飾技術の詳細は第2部で解説される)。

【第2部】
 プラスチック部品はその表面質感を向上させる目的で、従来から様々な加飾技術が開発、適用されてきた。今後は単なる見栄えだけではなく、各分野の変化、ニーズに対応するため、加飾と機能の融合や環境対応が求められている。今回講演では、各分野の加飾技術の現状を整理し、今後、必要とされる加飾技術について展望する。

セミナープログラム

【第1部】10:30~12:00、13:00~14:30

「プラスチック加飾技術の 最新の動向と今後の加飾技術の概要」

MTO技術研究所 所長 桝井 捷平 氏

  1. 加飾技術の概要
    1. プラスチックの加飾について ~なぜ加飾が求められるのか~
    2. 加飾技術の分類と位置付け
  2. 主要加飾技術の最新動向
    1. フィルム転写・貼合加飾成形の展開
      ~高意匠表現が出来、機能付加にも優れるフィルム転写・貼合加飾技術~
      1. 成形方法
        1. インモールド加飾(IM-D)
        2. アウトモールド加飾(OMD)
          ~多くの可能性を有する加飾技術、あらたの検討も進んでいる~
        3. 成形方法の比較
      2. 加飾フィルム
        1. 加飾用基本フィルム
        2. 加飾フィルムの意匠表現、構成、バリエーション
        3. 注目される代表的な加飾素材、技術フィルム
    2. NSDの展開 ~低コスト塗装レス加飾として注目~
      1. 高外観原着樹脂による加飾
      2. 製品表面へのパターン付与技術
      3. 金型表面高品位転写(ヒート&クール他) ~表面品質向上技術から加飾技術へ~
    3. バイオミメティクス(バイオミミクリー)と構造色加飾の開発と展開 ~着色材不要の着色~
      1. バイオミメティクス(バイオミミクリー)について
      2. 構造色のしくみ
      3. プラスチックに応用されている構造色加飾
    4. ソフト表面加飾の進展 ~あらためて注目されているソフト加飾~
      1. 本格的なソフト表面加飾の現状
      2. ソフトフィール加飾の開発と展開
    5. 二次加飾 ~二次加飾が見直され、あらたな展開も~
      1. 印刷
        ~オンデマンド対応ができるインクジェット印刷、塗布~
      2. 真空成膜塗装
      3. 塗装
      4. メッキ
      5. レーザー加飾
    6. 繊維複合熱可塑性樹脂への加飾
  3. 日本、欧米での加飾最新動向まとめ
  4. 国際社会、自動車メーカーの方針、目標と今後の加飾概要
    1. 国際社会の新しい方針、取り組み
    2. 今後の加飾概要
  5. 第1部のまとめと加飾の今後の展開

≪質疑応答≫


【第2部】14:45~16:15

「今後、各分野で求められる加飾技術の展望」

D plus F Lab 代表 伊藤 達朗 氏

  1. 自動車加飾の現状と今後
    1. 内装加飾
    2. 外装加飾
    3. 自動車加飾ロードマップ
  2. サスティナブル技術と加飾
    1. バイオマス材料の活用
    2. 環境負荷低減技術
  3. 多品種少量/レジリエント対応
    1. 現状加飾技術
    2. 3Dプリント技術の活用
  4. 第2部のまとめ

≪質疑応答≫


スケジュール:
10:30~12:00 第1部
12:00~13:00 昼食休憩
13:00~14:30 第1部
14:30~14:45 休憩
14:45~16:15 第2部
※進行上、多少前後する可能性がございます。
※ご質問は基本的にチャットで受け付けます。休憩時や終了前に音声でも可能です。

キーワード:プラスチック,加飾,成形,フィルム,意匠,デザイン,塗装,スマホ,講座,研修,セミナー

セミナー講師

【第1部】MTO技術研究所 所長 桝井 捷平 氏
《専門》
 プラスチックおよび成形加工、加飾技術
《略歴》
 1965年 住友化学工業株式会社入社 (現 住友化学株式会社) 技術開発部長
  ※プラスチック材料、成形加工技術の研究・開発、販売、ライセンスなどに従事。
 1999年 LPM株式会社入社 取締役 研究開発部長、ライセンス部長
※同上
 2005年 MTO技術研究所設立 所長
  ※プラスチック材料、成形加工技術のコンサルタントとして、執筆、講演、プラスチック関係の顧客の社内教育・技術相談・特定技術開発などに従事。
 2017年 加飾技術研究会 副会長
《受賞》
 1990年 合成樹脂新聞 第21回プラスチック大賞受賞
 1992年 SPI Structure Plastics Division Conference Best Award受賞
 1996年 成形加工学会 第1回青木固賞受賞


【第2部】D plus F Lab 代表 伊藤 達朗 氏
《専門》
 プラスチック成形加工、加飾技術
《略歴》
 1992年 福井大学 工学部 高分子工学科 卒業
 1992年  豊田合成株式会社 入社
  ※自動車内外装部品の生産技術、開発部門にてプラスチック加飾技術の研究、開発、量産立ち上げの業務に従事
 2016年 加飾技術研究会 入会
  ※研究会にて加飾業界の交流、発展を推進
 2017年 日本写真印刷株式会社(現 NISSHA株式会社) 入社
  ※高付加価値プラスチック加飾技術の研究、開発の業務に従事
 2019年 D+F Labを設立 
 ※プラスチック成形加工技術、加飾技術のコンサルタント業務に携わる
 2020年 株式会社クリモト 入社
 ※加飾の試作/開発/少量生産の支援業務に従事
《所属学会、研究会》
 ・加飾技術研究会 理事
 ・成形加工学会 会員

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

【配布資料】

  • 開催前日までにお送りいたします。
    無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   印刷技術   自動車技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   印刷技術   自動車技術

関連記事

もっと見る