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QUESTION 質問No.526

直交表を用いてそれぞれの交互作用を割り付けしたい

設計・開発品質工学(タグチメソッド) |投稿日時:

現在大学で卒業研究を行っています。私が行っている研究は建物の外皮にいろいろな工夫(断熱材の厚さ、窓の種類、ブラインドの色など)をしてそれぞれ組合せの熱負荷がどのくらい増減しているのか調べるというものです。

そこで各因子、それぞれの交互作用の効果を知りたく実験計画法について学んでいます。要因の数が10個程で水準が3で直交表を作ろうと思っています、それぞれの交互作用が知りたいのですが、どのような直交表だったら割り付けられるでしょうか



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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

卒業研究お疲れ様です。要因10個で、各々が3水準としますと下記のいくつかが選択対象になります。

1:交互作用を考慮した全組み合わせで多元配置(3^10 回)
2:主効果のみなら混合系直交表L36  (36回)
3:主効果のみならアダマール系L27(27回)2列間の交互作用を1個取れます。
4:主効果の一次係数C10(カンファレンス行列)10回

1:は実施困難です??多分ですが。
2.3:は実験計画法の直交表です。
4:は回帰分析で、交互作用項を積項として生成すれば交互作用を取得できます。

窓を種類別に分類して、厚み、長さ、幅、広さ、間隔等の4因子3水準のL9が無難かもしれません。効果がおおきい因子に限定して交互作用を求めるのも一方法です。