直行表と交互作用

設計・開発｜統計・SQC ｜投稿日時：2020/07/12 12:34

直交表について質問があります。３因子系の実験をする際に2^2型に貼り付けて実験をし、交互作用の有意性は後から手計算で確認することは可能でしょうか。2^3型を使えば主効果と交互作用を両方確認できますが、実験数が8回とやや多めになるので2^2型を使おうと思っています。

投稿者：aiueo

ANSWER

回答No1　｜　投稿日時：2020/07/13 10:21

実験計画法や品質工学のコンサルをしております村島です。
ご質問の答えに、ストレートにお答えしますと、割り付けは可能です。
交互作用の変動計算も可能です。
ただし、交互作用の有意差検定はできません。
誤差の自由度が足りないからです。
　以上です。

村島繁延　（むらしま　しげのぶ）　/　専門家S　/　村島技術士事務所

QCDはバランスさせるものではなく、全て両立させるものだという信念で向かいます。一石三鳥を狙った成果を目指します。

この回答の評価：
	ありがとうございます。３因子３水準系の実験で、L9を使った場合は交互作用の有意差検定は可能でしょうか。

ANSWER

回答No2　｜　投稿日時：2020/07/14 16:02

あとからのご質問にお答えします。3因子、3水準でL9割り付けの場合、交互作用の変動計算自体ができません。よって、有意差検定はできません。

村島繁延　（むらしま　しげのぶ）　/　専門家S　/　村島技術士事務所

QCDはバランスさせるものではなく、全て両立させるものだという信念で向かいます。一石三鳥を狙った成果を目指します。

この回答の評価：
	ありがとうございます。初歩的な質問なのですが、変動計算とは何でしょうか。交互作用の偏差平方和や分散を計算するのとは別の作業なのでしょうか。