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QUESTION 質問No.431

IATF16949認証にむけて

設計・開発 品質マネジメント | 投稿日時:
今回初めて登録した者です
私の勤める会社ではIATF16949認証に向けた準備を進めています
そのことでご質問があります
以下についてご回答いただきたのですが無料でご相談にのっていただくことができますか
できるようでしたらお答えいただければ幸いです
初歩的な質問になりますが・・・・
①弊社の顧客固有要求事項では、特定(新規部品でグレードの指定有)のものに対してAPQPを要求されていますが、弊社が取り扱っている部品で該当のものがないため、APQPは未実施➡いままでその実績がありません
その場合、第三者認証の為にわざわざ別の部品(たとえば保安部品など)でAPQPの実績をつくる必要ありますか
弊社では、とりあえずこの部品(保安重要部品)で作ってみようというながれになっています
②IATFのマニュアルは作成が必要ですか?
必要である場合、QMS(ISO9001)+EMS(ISO14001)+IATF+顧客固有要求事項で一本化にしても問題無いでしょうか
宜しくお願い致します



ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

マイマイカブリ様、ものづくり.comへのご登録とご質問、どうもありがとうございます。私はIATF16949認証の専門家ではありませんので、個人的な意見としてコメントさせて頂きます。

私には自動車業界での仕事の経験はありませんが、①部品供給業者にPPAPの順守を求めていること、②APQPに近いDFSS(Design for Six Sigma)を生業としていること、もあって、このコメントを差し上げましたが、IATF16949認証については非常に限られた知識しか持ち合わせていません。そのためIATF16949認証については、ぜひ専門のコンサルタント等にアドバイスを求めて頂くことを強くお勧めします。

1. APQPの実績をつくる必要ありますか?

IATF16949認証のためにAPQPの実績が必要であるかどうかは分かりません。しかし個人的な意見として、別の部品(保安重要部品)を使ってでも実績を作ることには、大きな意義があると思います。

APQP(およびPPAP)が求める各種の手法(FMEAやMSAなど)は、決して簡単な手法ではありません。専門家が見れば、それらの手法に長けているのか、それとも認証のためだけに作った資料なのか、一目瞭然で分かります。

認証のアセスメントがどこまで厳格に検査するのか分かりませんが、各種の手法に習熟しておくためにも、実績を作っておくことをお勧めします。

またこの「ものづくり.com」には各種の手法にとても詳しい専門家がたくさんおられます。もし手法に関して何かあれば、ご質問ください。

2. QMS(ISO9001)+EMS(ISO14001)+IATF+顧客固有要求事項で一本化にしても問題無いでしょうか

以下のPDF資料にマイマイカブリ様の質問に答える内容がありました。ぜひご覧になってみてください。

IATF 16949:2016 – Frequently Asked Question (FAQ)
https://www.iatfglobaloversight.org/wp/wp-content/uploads/2018/04/IATF-16949-FAQs_April-2018.pdf

まさに第1問目が、「ISO9001(QMS)とIATF16949を合わせた一つのマニュアルでもよいのではないか?」という質問に対して、IATFとISOが同意できていないことから、二つのマニュアルが必要だと答えています。

何事にも例外がありますので、ぜひ専門のコンサルタント等にアドバイスをお求めください。




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

 IATF16949の認証取得には、厳格に定められた「IATF認証取得・維持ルール第5版」に従うことが求められます。それと「IATF16949:2016」をセットで理解してください。事務局の方であれば、必ず必要です。
ここでは、これらのIATF16949認証ルールに関する「ものづくりCOM上で公開された解説」としてお答えします。
正式には、御社のIATF16949第三者認証機関から初回認証審査の前に行うことができる予備審査、あるいはIATF16949認証申請を通じて確認することをお勧めします。

①APQPについて
御説明:「御社の顧客要求事項では特定(新規部品でグレードの指定あり)のものに対してAPQPを要求されていますが弊社で取り扱っている部品で該当のものがないので、APQPは未実施 ⇒ 今まで(APQP)その実績がない」

 まず、顧客要求事項あるいは顧客固有要求事項で、顧客がAPQPを求めている場合、その適合性を実証しなければなりません。 すなわち、顧客が定めたAPQPを実施できるプロセスが文書化されていることです。業務ルールとして構築されていることです。
すでにIATF16949顧客に製品を出荷されているはずですから、その製品を出荷する前にPPAP(生産部品承認プロセス)に従ってFMEA,コントロールプランなどの資料を承認されているはずです。APQP/プロジェクトの過程で準備したこれらの資料が顧客承認されているのでそれがAPQPのエビデンスとして審査されればよいのですが。顧客に承認されていればそのエビデンスがAPQPの証拠に成り得ます。顧客が承認した証拠、すなわちPSWもあるはずです。今一度、情報の整理と確認をされては如何でしょうか?
APQP/製品設計開発の文書化されたプロセスとエビデンスにより要求事項にたいする実証となります。

 重要なことは、御社において開発済みの製品であっても、IATF16949を求める顧客が使用する場合、設計上、製造工程上のリスク評価し、予防処置を考慮し、必要に応じて対策を実施したかどうかが規格要求のポイントです。

②品質マニュアルについて
IATF16949 7.5.1.1 「品質マネジメントシステムの文書類」を確認願います。
また、第三者認証機関に確認してください。

以上、宜しくお願いします。