荷主から頼られる物流マンとは 物流マンが備えるべきスキル(その3)

◆ 質問力と会話力

 物流マンとしてはサプライチェーン全体を見渡し、各工程でどのような問題点が潜んでいるのか推測できなければなりません。そして、それを解決するための処方箋を書くことができるスキルも必要でしょう。荷主から頼られる物流マンであるためには、いくつものスキルを身に付けておく必要があります。それは在庫管理能力や問題点発見能力、観察力、分析力です。

 直接現場を見ることで問題点を拾うことももちろん重要ですが、必ずしも毎回現場を見られるわけではありません。そこで荷主企業の担当者と会話を交わす中で問題点を抽出することも求められるのです。

 その時に重要になってくるのが「質問力」です。次の例のように、物流マンは荷主の担当者にいろいろな質問を投げ掛けながら問題点を探っていくことになります。

 このような相手の思いを引き出すような質問が良いでしょう。

 

 特に5W1Hで質問を構成していくと、いろいろな問題点や意見を引き出すことができます。質問 ⇒ 回答 ⇒ 現場確認というプロセスも有効ではないでしょうか。現場を確認した上でさらに疑問点を質問してみるという繰り返しで問題点をあぶり出していくことができます。

 

 物流マンはこのような質問スキル、そして会話スキルを身に付けるための訓練をしておきましょう。どちらかというと物流マンは人と接しながら仕事を進めていくことが苦手な人が多いからです。

 ちょっと辛くても荷主と会話する機会を増やす、そしていろいろな質問を投げ掛けてみる、この繰り返しです。そうすることで会話力も質問力も磨かれていくことは間違いありません。さらに荷主の前でプレゼンする能力も身に付けていけば頼られる物流マン...

として評判も高まることでしょう。

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 いかがでしょうか。従来の仕事の枠にとらわれずにサプライチェーン全体の知識を身に付けることが最初に求められます。そして観察力や分析力を身に付け、荷主の課題を定量的に示せるように実力をつける。さらに質問力と会話力を身に付けて荷主から頼られる物流マンになることを目指していきましょう。

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