ヒューマンエラー防止対策:「声かけ」の絶大な効果

 

仕事につきものなのが「作業ミス」。作業ミスは、お客様への迷惑や生産性の低下を招く原因です。もちろん、ミスをしないように作業をしよう!と誰もが注意しながら作業をしているはずなのですが、どうしても起きてしまいます。今回は、 ヒューマンエラー とコミュニケーションについておはなしします。あなたの声がけ方法1つで、 ヒューマンエラー を防止できます。

 

1. その一言が、ヒューマンエラー 防止対策 に繋がる

バリエーションをもった言葉で相手のモチベーションを高めることが、ヒューマンエラー 防止対策になります。

 

私たちは、仕事をしているとき、その内容に集中をして取り組んだり、逆に集中力が低くなったりを繰り返しています。集中力は、仕事始めと仕事終わりに高まることが解っていますが、仕事の中間部分では「ぼーっ」としたりと集中力が低くなります。この集中力が下がったとき(途切れたとき)に、作業ミスが発生しやすくなります。これは、誰にでもよくあること。とはいえ、これらを放置しておくわけにはいきません。

 

作業ミスは、製品・サービスの質を下げてしまったり、仕事そのものの質さえも下げてしまうからです。どのようにすれば、集中力の低下を抑えられるのでしょうか?

 

2. 仕事中のモチベーションを高める工夫を

集中力は、モチベーションに合わせて高まったり下がったりすることは、あなたも過去の経験からご理解いただけると思います。

 

興味を感じて、気分がノリノリ!といった時の作業は集中力が高まり、魅力を感じず気分が落ち込んでいるとき、集中力は明らかに下がりませんか?それならば!仕事中のモチベーションを高める様な工夫をすれば良いのです。

 

例えば、声がけ。言葉のかけ方1つで、相手のモチベーションを高めることができます。「作業ミスに注意してください」と言い続けても、あまりその言葉で相手のモチベーションを高めることができません。相手のモチベーションを上げる声がけは、バリエーションを増やし、その時々に応じて言葉を変えて声がけをしましょう。

 

【作業ミスを防止するための声がけの例】

 

1つの言葉をまるでオウムのように繰り返していたら、相手のモチベーションを逆に下げてしまうんです。あなたも、同じ言葉を何度も言われ続けたら「また言っているよ~」と思いながらモチベーションを下げられたり、その言葉に耳を傾けなくなったりしますよね!

 

3. ヒューマンエラー 防止対策 3つのポイント

ヒューマンエラー予防には、次の3点がポイントです。

 

 

バリエーションをもった言葉で相手のモチベーションを高める。あなたの声がけ方法1つで、ヒューマンエラーを防止できます。同じ注意を促す声がけでも、様々な表現を使って伝えてみましょう。バリエーションが広がらない、、、とお悩みの方はLABプロファイル®注)を学ぶと、その表現を一気に広げることが可能になるでしょう。

 

注.LABプロファイル®:脳のプログラムに該当するプログラムは、メタプログラムと呼ばれていますが、67個のプログラムがその研究からわかっています。また、文献よっては、メタ・メタ・プログラムというさらに詳細に分けられ...

た研究結果も発表されていて、その数は、なんと!154個にもなります。ロジャー・ベイリーは、これらを日常で実用的に使うためにはという考えで整理を進め、14個のメタプログラムを理解し応用することで、相手のモダリティーやサブモダリティー形成にストレス無く対話を進めることができるようにしました。この、実用的で効果的な知識体系が LABプロファイル® です。 LABプロファイル® は、言葉の魔術を使いこなす、シェリー・ローズ・シャーベイにより、書籍「影響言語で人を動かす」で全世界に発信されています。

 

次回に続きます。

 

◆【特集】 連載記事紹介:連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

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