思考の育成ツール、新5S思考術とは、

 

5S活動に関する新5S思考術について書きます。チェックリストもQCの7つ道具も駆使しているのに何年もつづく慢性的トラブル。 いつまでたっても原因が特定できず、 モヤモヤしていた職場でしたが、チームの問題意識と気付き力を磨くことでスッキリ解決しました。今回は、問題検出力を高めるための5S活動を解説します。

 

1.問題検出力を高めるための 5S活動、その名は新5S思考術

部下や後輩のプロセス思考を高め、 問題解決センスを伸ばします。5S思考術は働く人の問題解決センスを高めるツールです。 特に部下や後輩達の 問題検出力 ・ 問題解決力 ・ 解決行動力 が育ちます。問題解決を進める場合、 問題解決ツールを学ぶ前に問題に気付く 『 問題検出力 』 が備わっていなければツールを学んでも宝の持ち腐れです。 どんなに「なぜなぜ分析 」 や 「 ロジカルシンキング 」 などを学んでも、ツールの使い方を身につけるだけです。このツールを使いこなすためには 「 当事者意識 」 や 「 自覚 」 が芽生えていなければ、 前向きにそのツールを使いこなすことは期待薄でしょう。

 

「 どうしたら問題検出センスを高められるだろうか? 」

 

私は、 問題解決ツールを学ぶ前に部下や後輩の当事者意識を育て問題意識を研ぎ澄ます必要があると考え、 5S活動 にコーチング心理学やNLPを組み込み、 お掃除活動ではなく思考の育成ツールとして開発したのが 「 新5S思考術 」 です。

 

・5S活動は、 通常のお掃除活動

  お掃除をやって終わりというケースが少なくありません。廃棄物コンテナ4台分も捨てるものがありました! と物量数を自慢するだけで終わりです。

 

・新5S思考術は、 コーチング心理学やNLP ( 神経言語プログラミング ) を取り入れた人員育成活動

  こちらは気付き力をメキメキと付け、 問題解決センスが育ちます。

 

2.あなたの会社の 5S活動 を新5S思考術で「働く人のモデル」となりませんか?

新5S思考術は組織開発のツールです。部下や後輩のプロセス思考を高め、問題解決センスを伸ばします。実は、改善ファシリテーション研究所が支援するコンサルメニューの根底にあるセオリーが 「 新5S思考術 」 なのです。 プロセスのムダに気付き改善が展開されメンバーの成長も促し、 問題解決に強い組織文化を醸成します。

 

図.問題を解決する組織のセオリー

 

問題解決センスを組織として発揮するためには、 問題解決に関する自覚や当事者意識を芽生えさせる必要があります。またその自覚や意識を行動に移す当事者能力も磨きあげなければなりません。上図では、 左側が自覚と当事者意識が芽生えるまでに必要な能力と育成順序を表しています。問題解決に強いビジネスパーソンを育てるには、 深いU型の谷までに降りることで、 自覚と当事者意識が芽生えさせる必要があります。

 

その後、 当事者能力を会得するためにUの谷を上り、 問題解決能力を発揮できるようになります育成します。

 

Uの谷の左側は、 人の問題解決に対する 「 あきらめない力※ 」 を育てるための人間重視型マネジメントトレーニングが必要でしょう。またUの右側では、必要なツールやセオリーを含む物質タスク型マネジメントトレーニングが必要でしょう。

 

問題解決を効率的かつ効果的に進めるビジネスパーソンは、 人間重視型と物質タスク型のバランスがとれていることが必須条件です。 【※問題解決レジリエンスや改善レジリエンスと呼ぶ場合もある。】

 

...

トレーニングを開催する場合、 Uの谷の 「 左側下り 」 と 「 右側上り 」 を配慮したコンテンツを組み込むことでその内容も充実します。

 

新5S思考術は、Uの谷の 「 左下がり右登り 」 を 整理 ・ 清掃 ・ 整頓 ・ 清潔 ・ 躾 を通じて知識と経験を積みながら問題解決レジリエンスの高いビジネスパーソンを育てます。 もちろん問題解決センスにも磨きがかかります。

 

コーチング心理学 ・ NLP などの心理学をUの谷を取り入れた 「 働く人の育成モデル 」 であり、 お片付け活動とは一線を引いた思考術なのです。

 

次回に続きます。

 

◆関連解説『生産マネジメントとは』

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