「感動商品」や「ありそうでなかった」商品企画を目指すには

 商品企画七つ道具では,感動商品を創ることを目的にしています。 これは以下のような公式から基づいたものです。

 1.売上=商品力×販売力

ここで 商品力は顧客が買いたいと思う魅力であり, 販売力は商品を購入したいと思う広告宣伝とします。

 商品を販売することも大事ですが,今回は商品企画に焦点を当てていますので, 商品力をさらに分解して見ます。

2.商品力=品質×価格×感動

商品は高品質が基本条件で,そこに価格の要素が入り, 更に感動させる魅力があることで,購買意欲をかき立てる商品となります。

それでは感動の要素は何でしょう。

 3.感動=創造性×潜在ニーズ適合性

ヒット商品を見てみると,商品に魅力を感じるものであり, 具体的には今までにないような新鮮さを持った独創的な商品です。

 潜在ニーズ適合性は,顧客が見えないニーズを発掘することです。 さらに,感動とは何かを考えて見ました。

・予想もしなかったことの連続

・非現実,非日常  

・苦痛と楽しみのバランス  

・夢中,熱中

・人に伝えたくなる

・また買いたい

もう少し「感動」というものを考えて見ると,思いと現実との比較で感情が生まれことがわかります。 つまり,「思い」と「現実」同じであれば満足します。 さらに「思い」より「現実」の方が大きいと「感動」します。 さらに大きいと「感激」となります。ということは,その逆は絶対行ってはならないことがわかります。 「思い」より「現実」の方が小さいと「不満」になります。さらに小さくなると「怒り」になります。

しかし,感動商品を創るのは簡単ではありません。 そこで,ヒット商品を考えて見ると,「ありそうでなかった商品」であることが多いことがわかりました。 ヒット商品の事例をを見てみると,このような商品が多く見られます。

 ・ありそうでなかったもの(商品・サービス)

また,「ありそうであるもの」,これは先行商品の物真似であるため,業界トップには成れ...

ません。

 ・ありそうであるもの(商品・サービス)

さらに,「なさそうでなかったもの」,これはそもそもニーズがないために売れません。

 ・なさそうでなかったもの(商品・サービス)

「感動商品」や「ありそうでなかった」商品企画を目指しましょう。

【関連解説:商品企画七つ道具】

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