流れ生産:ジャスト・イン・タイム生産(その38)

 

【実践編 第2章目次】

第2章 流れ生産で工場に流れをつくる

1. 流れをつくる生産のライン化の手順
2. 多工程持ちで少人化を実現させる
3. 少人化で生産ラインを効率よく、柔軟にする←今回の記事
4. かんばんのしくみで引っ張り生産に転換する

 

第2章 流れ生産で工場に流れをつくる

実践編 第2章から、JIT改革の具体的な実践手法についての解説に入ります。「流れ生産」は、職場や現場に流れをつくる改革です。「流れ生産」「少人化」「かんばん」の3つの手法を取り上げます。

 

3. 少人化で生産ラインを効率よく、柔軟にする

生産ラインのスリム化と、効率化を実現するまったく新しい人的なしくみ。

 

◆いま、フレキシブル生産が求められている

いま、すべての製造業に、「フレキシブル生産」が求められています。

 

激しく変動する市場ニーズに対応していくために、モノづくりのあらゆる面について柔軟にしていくことが求められているのです。フレキシブルにすべき対象は多岐にわたります。

 

人、モノ、機械、作業方法、管理など、あらゆるところに課題があります。下図にあげたように、フレキシブルにできる要素はたくさんあることに注目してください。

 

図.フレキシブルに出来る要素

 

 

次回は、...

少人化の手順を解説します。

 

【出典】古谷誠 著 『会社を強くする ジャスト・イン・タイム生産の実行手順』中経出版発行(筆者のご承諾により連載)

 

 

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