ロボットとの共存とは

 今回はロボットと人間の感情について考えます。2020年4月現在、新型コロナウィルス感染による肺炎騒動で世界中が先の見えない状況です。このような中、外出できない状況でロボットの活用案が出てきています。しかし完全無人化は無理なので、ロボットを導入してももちろん人間が管理する必要があります。すなわち、ロボットとの共存です。

1、ロボットに対する逸話

 ロボットと人間に関わる話題です。

【例1】

 工場で二人一組の作業を人間とロボットで協同で行うようにしたら「話し相手がいなくてつまらない」との苦情が多く、ロボット導入を回避したという話があるそうです。協同ロボットに人間が作業で適わないから、やる気が起きない、という不満もありそうです。

【例2】

 ラジオ番組でAIロボットに扮したアンドロイドロボットが、単純な事務作業はどんどん習熟していきますが、居酒屋の設定においては人間に負けてしまいます。過去データから「味もよく、値段も手頃、雰囲気も良い」とロボットが提案した居酒屋に対して、人間が「料理も美味しく、値段も適度なんだけど、なんかそこの居酒屋は嫌なんだよね。居心地が悪い。だから、嫌なんだ」と話すと、ロボットは何となく嫌と言われると、それはデータにないと頭を抱えてしまうという話でした。

【例3】

 音楽業界で最新のヒット曲をAIで分析し、AIで作曲した楽曲を人間が聴いたところ、ヒット曲の寄せ集めにようになってしまい、人間にとっては普通なものになってしまった。

 あくまでも噂話ですが、ロボット万能神話論にとって大きな障壁になりかねません。というのも、ロボットに作業をさせれば必ず人間は楽になるということに逆行しかねないからです。楽になるどころか、苦痛になるのであれば導入はしないでしょう。現場無視の機材導入は反感を買い、いくら進めても普及に時間が掛かり費用対効果につながりません。

2、人間は感情の動物

 ロボットに作業させることで人間の欲求である要望、不満が違う側面で出てきました。こういった人間の特徴である感情や不満、要望を解消するにはロボットとの共存は難しそうです。ロボットには感情がありません。

 ロボットに作業させることで人間の感情の中にある不満に対する深掘りもしていく必要が出てきました。これは、ロボットどころか無人作業といった設備にも全面的に調べていく必要性があります。

 ロボットが普及し...

始めたた途端、問題が出てくるのは仕方ないのですがこのような不満が出てくるとは意外です。

3、人間は欲求の賜物

 人間は生命に関する欲求が根底にあります。ロボット技術が新型コロナウィルスを駆逐できたらそれは成果ですが、できないでしょう。実は人間はさらなる欲求を求めています。人間は最新ロボットの性能、機能に対して評価することができます。その評価に対して必ず次の要望が出てきます。この評価と次への要望は人間が汲み取ってさらなるロボットの進化、ロボットとの共存に活かすべきでしょう。

◆関連解説『技術マネジメントとは』

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