ものづくりドットコムで紹介している200以上の優れた手法の中で、群を抜いて種類が多いのがアイデア発想法です。それだけ世の中に需要があるといえるでしょう。製造業に限らず、サービス業、経営、販売などあらゆる分野でアイデアが不要な事業、業務はありません。
アイデア発想法を大きく分類すると下図1のように(1)発散技法、(2)態度技法、(3)収束技法、(4)総合技法になります。[1]

(図1)多様なアイデア発想法 [1]を基に筆者作成
- 発散技法:アイデアを考える初期には結果にこだわらず、柔軟にとりとめもなく発散させることが重要です。そのアイデア自体はボツであっても、そこから新しいアイデアが連想されるからです。
- 態度技法:発想は実行者の状態に依存します。発想しやすい態度や行動を取ることが重要です。
- 収束技法:(1)(2)でアイデアの種を出すだけ出したら、今度は収束する作業が必要です。優先度に従い、良いアイデアを残していきます。
- 総合技法:単独の手法ではなく一連の流れでアイデアをまとめる方法です。
これら多数の手法にはそれぞれ特徴がありますからすべてを理解、習得して対象のケースに最適なものを選ぶべきなのですが、全ての手法を使いこなせる人は稀ですから、結局自分が手慣れた方法を使う場合が多いようです。
1.TRIZ
前項で紹介した手法のほとんどは、商品企画や汎用的な問題解決に使われます。もちろん設計段階で必要となる技術課題にも適用できますが、私が知る限り技術分野に特化したアイデア発想法はここで紹介するTRIZ以外にありません。設計に関連する皆さんにはぜひ知って欲しい手法です。
TRIZは1940年代にロ...








