テラヘルツ波の基礎と新産業応用

テラヘルツ技術が拓く新産業展開に的を絞り、
基盤技術と将来展望、ならびに応用事例について解説

セミナー講師

斗内 政吉 氏:大阪大学 レーザー科学研究所教授

ご略歴
    1988年  阪大学基礎工学研究科・博士課程修了(工博)
        九州工業大学情報工学部助手、通信総合研究所主任研究官、
                        大阪大学助教授などを経て、
    2000年より  大阪大学超伝導フォトニクス研究センター教授
    2004年7月より レーザーエネルギー学研究センター(現レーザー科学研究所)に転属.
           強相関電子材料におけるテラヘルツ波機能の探索と
                                 光テラヘルツ波デバイスへの応用、
            ならびに、テラヘルツ応用システムの開発などに従事
    ・所属学会:応用物理学会、日本応用物理学会、電子情報通信学会、低温工学協会、
          電気学会、米国光学会各会員
    2005年より 南京大学 兼任教授
    2015年より 米国物理学協会 Journal of Applied Physics 編集委員

  ■ご専門および得意な分野・研究
    テラヘルツ波工学、テラヘルツ波産業応用システム開発、
    電子材料開発と評価、超伝導デバイス工学など

  ■本テーマ関連学協会でのご活動
    2004年 電子情報通信学会テラヘルツ応用システム専門委員会設立(初代委員長)
    2004年 テラヘルツテクノロジー動向調査委員会委員長
    

セミナー受講料

お1人様受講の場合 47,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)

セミナー趣旨

 テラヘルツ光科学は、エレクトロニクスとフォトニクスを繋ぐ新しい研究分野であり、
周波数で言うと300GHz-30THz近傍の光/電磁波/電気信号が主役となる領域である。
 近年、様々なブレークスルーがもたらされ、新しいテラヘルツ科学と技術が誕生してきている。
テラヘルツ技術とは、テラヘルツ波、テラヘルツフォトニクス、テラヘルツエレクトロニクスの
包括する、幅広い技術を指し、様々な研究開発分野を結ぶ横糸として位置付けることができる。
それら三分野の融合により、生命・医療・健康・工業・宇宙・環境・安全
安心・情報通信・基礎科学など、広範な領域において、新規科学技術・応用分野を切り拓き、
大きな波及効果をもたらすことが期待される。
 本セミナーでは、テラヘルツ技術が拓く新産業展開に的を絞り、基盤技術と将来展望、
ならびに応用事例について解説する。

受講対象・レベル

テラヘルツ波を用いた、新規事業開拓(非破壊検査、バイオ・医療分析器など)に
ご興味のある方なら誰でも受講可能です。

必要な予備知識

大学卒業レベルの工学基礎知識(電磁気学・光学・半導体工学など)を
取得していることが望ましいが、新規事業開拓などの、調査などにも
わかりやすい内容でも講義する

習得できる知識

テラヘルツ波技術基礎
その応用展望(半導体検査装置、非破壊検査、バイオ分析、
分析器開発、医療応用の可能性など)
高周波情報通信への展望を知ることができる

セミナープログラム

Ⅰ.注目されるテラヘルツ技術
    1)テラヘルツ研究の歩みと最近の進展
    2)テラヘルツテクノロジーの新展開
    3)応用が見込まれる分野

Ⅱ.テラヘルツ基盤技術
    1)テラヘルツ光源
    2)テラヘルツ検出技術
    3)テラヘルツ分光・イメージングシステム
    4)テラヘルツ情報通信基盤技術
    5)様々な要素技術とデバイス

Ⅲ.テラヘルツ技術が拓く未来(具体的な応用展望)
    1)テラヘルツ情報通信(ビヨンド5G)
    2)安全・安心社会のキーテクノロジー
    3)バイオ・医療診断応用
    4)次世代半導体・ナノ材料分析/検査技術
    5)非破壊検査

Ⅳ.新産業創成研究開発戦略

Ⅴ.斗内研究室のテラヘルツ研究と新産業応用開拓
    1)レーザーテラヘルツ放射顕微鏡(LTEM)
    2)LTEMの基礎物性科学応用
    3)LTEMの半導体産業用
      a)ワイドギャップ半導体評価
      b)太陽電池非破壊検査
      c)半導体パッシベーション分析
      d)LSI不良箇所特定検査
    4)新電子材料(グラフェン・ナノチューブ等)テラヘルツ電磁波物性
    5)癌診断イメージング技術開発(オンサイト診断を目指して)
    6)高感度テラヘルツマイクロ流路チップ開発