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本物感、メタリック感や手触り感などの視覚的感性価値・デザイン性の向上と併せて、塗装レス化や適用基材の拡大など、プロセス的優位性も求められる自動車の加飾技術の進展状況はいかに!? 自動車の内装に求められる加飾デザインの要件と、自動車の価値を高める様々な加飾アプローチの中から、3つの台頭する技術の現状をご紹介します。
受講料
54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 )
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※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
講師
第1部(10:15~11:15)
自動車内装に求められるプラスチック部品の加飾デザイン
スバル用品(株) 開発部 副部長 中村 卓生 氏
【専門】工業意匠
第2部(11:30~13:00)
デザインの多様性・手触り感付与を実現するTOM工法
布施真空(株) 代表取締役社長 三浦 高行 氏
【紹介】TOM工法を活用しての新しい市場であるLED照明、IC基盤等への防水・封止市場の確立と
自動車等超大型製品の改質や機能向上に活用される「core」技術としてのNeo-TOM工法の開発を進行中。
第3部(13:50~14:50)
内装材の塗装レス化を加速する高輝度メタリック樹脂開発と内装材への展開
ユニチカ(株) 樹脂事業部 樹脂生産開発部 エンプラ開発グループ 祢宜 行成 氏
【専門】高分子
第4部(15:05~16:15)
インクジェットによる自動車の加飾技術(仮)
タクボエンジニアリング(株) 上村 一之 氏
プログラム
第1部 自動車内装に求められるプラスチック部品の加飾デザイン
[趣旨]
自動車内装のプラスチック部品の表面処理について、安心と愉しさをブランド価値として掲げているスバルのカラーデザイナーたちが、何を考え、どのようにアプローチして、お客様の期待を超える内装空間の実現を目指しているのか?事例を用いながら紹介いたします。
[プログラム]
1.スバルの考える提供価値について
1.1 安心と愉しさ
1.2 スバルのデザイン戦略
1.3 自動車内装での表現の落とし込み
1.4 カラーデザインの役割
2.プラスチックの質感を高めるための表面処理手法
2.1 本物感の表現
2.2 手の込んだ表現
2.3 デザイナーの取り組み
3.プラスチック質感デザインの方向性
3.1 加飾表現に求められるもの
3.2 グレードマネージメント
3.3 加飾デザインのアイデアソース
□質疑応答・名刺交換□
第2部 デザインの多様性・手触り感付与を実現するTOM工法
[趣旨]
熱成形加工の一つである真空成形が進化した3次元表面加飾工法(Three dimension Overlay Method = TOM工法)の原理から応用、そして新しく創りだされる市場とその今後について述べる。
[プログラム]
1.3次元表面加飾工法(TOM工法)について
1.1 TOM工法の原理とプロセス
1.2 TOM工法の特徴
1.3 特徴を活かした適用例
2.加飾形態
2.1 貼合被覆方式
2.2 転写方式
2.3 昇華浸透方式
3.TOM工法で使用される表皮材
4.手触り感付与
4.1 エンボス加工された表皮材
4.2 芯材被覆により凹凸感の強調
5.活性化される市場
6.今後の展開
□質疑応答・名刺交換□
[得られる知識]TOM成形についての基礎知識とこれを応用する技術の開発、そして得られる新しい市場の情報
第3部 内装材の塗装レス化を加速する高輝度メタリック樹脂開発と内装材への展開
[趣旨]
現在のプラスチック成形品の加飾法としては、射出成形した成形品に、別工程でめっきや塗装をする方法が用いられている。しかしながら、環境面および低コスト化のニーズから、加飾性を有する高輝度メタリック樹脂が注目されている。
そこで、我々は弊社の独自素材であるナノコンを用いることで、発色性、発色性を兼ね備えた高輝度メタリック樹脂を開発した。
当日は、弊社材料の特徴をご紹介するとともに、今後の展望について発表する。
[プログラム]
1.メタリック樹脂について
2.メタリック樹脂を取り巻く環境変化
3.NANOCONについて
4.NANOCONメタリックの特徴
5.採用事例とサンプル回覧
6.今後の技術展開
□質疑応答・名刺交換□
[得られる知識]メタリック樹脂の発色原理と成形性について
第4部 インクジェットによる自動車の加飾技術(仮)
[プログラム作成中 近日公開予定]
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