医薬品の開発早期における患者数・市場規模予測とその精度向上〜研究部門・開発部門担当者でも分かる〜

研究開発者や、若手のマーケティング担当者におススメ!
医薬品市場予測値の裏付けとなる強固な論理の作り方や
仮説検証のコツを伝授!


講師


【第1部】 (株)メディリード 取締役 事業開発担当 
                兼 グローバル・インサイツ&アナリティクス事業担当 佐々木 岳 氏

【第2部】 元アイ・エム・エス・ジャパン(株) 近藤健二 氏
【第3部】 (株)メディリード 取締役 事業開発担当 
                兼 グローバル・インサイツ&アナリティクス事業担当 佐々木 岳 氏


受講料


 1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕


プログラム


【10:00〜12:00】  
【第1部】 将来患者数を予測するための疫学・オープンデータの読み方・活用の仕方
 (株)メディリード 佐々木 岳 氏


【講座主旨】
 研究開発段階で将来市場規模の予測精度を上げることは事業性評価の観点からも重要である。
疫学・オープンデータ・市場調査データを活用した患者予測は、多くの市場予測・売上予測の
ベースとなるもので、特にアンメットメディカルニーズのより強い領域、早期開発段階、
過去の売上・処方量データを予測のベースとして使いにくい領域、将来の市場ポテンシャルを
測りたい場合に適する患者ベースの予測アプローチについて示唆を試みたい。


【講座内容】


研究開発段階における将来市場規模予測のアプローチ
・予測手法の種類
・患者ベースの予測の特徴、適したケース
・売上予測のアルゴリズム


患者数ベースの予測のためのインプット
・疫学調査や公的な健康調査、市場調査データの収集
・疾患の疫学的・人口学的特徴と人口構成の変化の予測
・市場予測・売上予測に活かせるマーケットリサーチ
 ―予測に必要な情報の整理
 ―現在の市場ランドスケープの理解と将来変化の予想
 ―新薬のポテンシャル

患者数に基づく市場規模・売上予測のプロセス
・マーケットリサーチ結果の解釈
・予測の為の仮説設定・ロジック構築とプロセス
・将来のマーケットイベントの考察


【質疑応答】


【12:45〜14:45】
【第2部】 開発早期における市場規模予測と製品売上予測の基礎
元アイ・エム・エス・ジャパン(株) 近藤 健二 氏


【講座主旨】
 早期開発品(Ph.1〜Ph.2)の売上予測は、企業の中・長期事業計画への影響はもとより、
開発戦略や上市前後のマーケティング戦略に関わる様々な検討課題に直結するという点で
極めて重要な意味と責任を伴います。一方では、患者数の推定に始まり、
未知の製品プロファイルや市場動向を巡る予測の限界が故に多くの困難や不確実性を伴います。
 本講義ではこれらを踏まえ、ロジックを重んじた実践的な予測の基本プロセスと鍵について、
自らの経験を踏まえて解説させて頂きます。


【講座内容】
1.開発品の売上予測の意義と限界
 ・予測業務の本質が及ぼす影響の重要性
 ・不確実性に由来する予測の困難性と限界

2.予測の基本プロセスとアプローチ
 ・患者数の推計と市場の予測
 ・各種二次情報の位置づけと評価
 ・Unmet Needsの洗い出しを含む市場機会の見極め
 ・製品ポジショニングとSoB (Source of Business)

3.各段階でのジャッジメントに役立つ情報源
 ・Case Studyの奨励
 ・PMR (Primary Market Research)の活用

4.予測を巡る体験談より
 ・予測の落とし穴
 ・予測の本質
 ・その他


注)上記の項目や順序は変更する場合がありますので、予めご了承願います。


【質疑応答】


【15:00〜17:00】
【第3部】早期開発段階で行うマーケットリサーチとその結果の解釈のポイント
(株)メディリード 取締役 佐々木 岳 氏


【講座主旨】
 早期段階の開発品目は不確実性の高い遠い将来を見通して事業性評価を行なう必要がある。
事業性評価には精度の高い予測が必要だが、そのためには強固な論理構築が必須である。
 予測の精度を上げる強固な論理構築には確かな知識に基づき、的確な仮説を
積み上げる必要があるが、新薬の開発が不確実性を増す中、それだけでは十分とはいえない。
 早期開発段階といえども、市場のニーズを踏まえた事業性評価を行なわなければ
意思決定を誤るリスクは高くなっている。 市場の声を的確に捉え、まだ見ぬ
Unmet Medical Needsを踏まえた開発の意思決定と戦略策定を行なっていくこと。
これからの研究開発部門にとってこういう考え方と、マーケットリサーチの最適な活用が
ますます重要になっている。 


講座内容
早期開発段階に行う事業性評価の難しさ
 ・遠い将来の不確実性
 ・売上予測のアルゴリズム
 ・疾患の疫学的・人口学的特徴と人口構成の変化

早期開発段階で行う事業性評価におけるマーケットリサーチ
 ・早期開発段階で行うマーケットリサーチの種類
 ・現在の市場ランドスケープ
 ・患者フロー
 ・治療アルゴリズム
 ・治療満足度とアンメットメディカルニーズ
 ・アンメットニーズ掘り起こしにはカスタマーへの理解を深めること
 ・将来想定されるマーケットイベントと市場ランドスケープ変化
 ・開発品コンセプト・TPPへの評価
 ・想定される治療対象患者像・治療アルゴリズム上の位置づけ
 ・予想される治療対象患者割合

マーケットリサーチ結果の解釈と売上予測への活用
 ・リサーチ結果の解釈
 ・売上予測モデルのための仮説設定・論理構築
 ・幅を持たせたシナリオ分析


【質疑応答】


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

66,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

医薬品技術   データマイニング/ビッグデータ   マーケティング

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