高分子アクチュエータの基礎・材料特性から評価法、応用展開まで

高分子アクチュエータの基礎から、誘電性高分子・
電子導電性高分子・ナノカーボン材料・イオン導電性高分子など
様々な材料を用いたアクチュエータ、その先の応用可能性まで


講師


国立研究開発法人 産業技術総合研究所
無機機能材料研究部門 ハイブリッドアクチュエータグループ
上級主任研究員 安積 欣志 先生


講師紹介


■ご略歴:


1986年8月 京都大学化学研究所教務職員
1993年4月 通産省工業技術院大阪工業技術試験所研究官(機能応用化学部電解プロセス研究室)
2003年4月 産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門 人工細胞研究グループ 研究グループ長
2015年4月 産業技術総合研究所 無機機能材料研究部門ハイブリッドアクチュエータグループ 
        研究グループ長
2019年4月 同上 上級主任研究員
現在に至る。


■ご専門および得意な分野・研究:
・界面電気化学
・高分子アクチュエータ


■本テーマ関連学協会でのご活動:
・計測自動制御学会システムインテグレーション部門
・日本ロボット学会
・日本MRS
・SPIE (The International society for optics and photonics), Electroactive Polymer Actuators
    and Devices (EAPAD): プログラム委員


受講料


1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)  
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税  
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。      
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナー開催にあたって


■はじめに:
 本セミナーは、現在、世界で活発に研究がおこなわれている、各種電気駆動型高分子アクチュエータに
    ついて、材料の基礎からデバイス応用まで、ご説明いたします。

■受講対象者:
 本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。

■必要な予備知識:
 この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。

■本セミナーで習得できること(一例):

・各種高分子アクチュエータ材料の基礎知識
・各種高分子アクチュエータの駆動モデル
・高分子アクチュエータの応用分野


セミナー内容


1.研究背景
 1)高分子アクチュエータ技術の必要な社会的背景
  a)医療:手術支援
  b)介護・福祉:介護・介助支援、障害者支援
  c)健康管理:ヘルスケア用検査装置
 2)高分子アクチュエータ技術の概要
  a)高分子アクチュエータの特徴
  b)高分子アクチュエータの種類
  c)高分子アクチュエータ技術の現状
  d)代表的アクチュエータとの比較
 3)特許検索による高分子アクチュエータの応用可能性
  a)情報携帯家電 ― オートフォーカス、ハプティクス
  b)医療機器 ― マイクロポンプ、バイオチップ
  c)ロボット ― ウエアラブルロボット、電動義手
  d)自動車 ― 情報伝達装置、能動制振装置
  e)センサー ― ウエアラブルセンサー、医療用圧力測定センサー
  f)日用品 電動歯ブラシ、電動ブラインド

2.誘電性高分子材料による高分子アクチュエータ
 1)誘電エラストマーの材料の作製法
 2)誘電エラストマーの熱力学
 3)誘電エラストマーの応用
 4)強誘電体ポリマーによるアクチュエータ
 5)誘電ゲルによるアクチュエータ
 6)誘電性高分子材料によるセンサー・ハーベスティング

3.電子導電性高分子材料によるアクチュエータ
 1)導電性高分子アクチュエータの基本構成と材料合成
 2)導電性高分子アクチュエータの各種デバイスと応用
 3)デバイスモデル

4.ナノカーボン材料によるアクチュエータ
 1)カーボンナノチューブの各種特性とアクチュエータ応用の最初の報告
 2)各種カーボンナノチューブファイバーによるアクチュエータ
 3)カーボンナノチューブとイオン液体のゲル電極によるアクチュエータ
 4)各種ナノカーボンのゲル電極によるアクチュエータ
 5)ナノカーボンアクチュエータの応用
 6)ナノカーボン材料によるセンサー・ハーベスティング

5.イオン導電性高分子によるアクチュエータ

 1)イオン導電性高分子の材料とアクチュエータの作製法
 2)高分子材料の加工による様々なデバイスへの応用
 3)イオン導電性高分子アクチュエータの変形モデル
 4)イオン導電性高分子アクチュエータ材料のセンサへの応用
 5)イオン導電性高分子によるセンサー・ハーベスティング

6.今後の展望:イオン性高分子アクチュエータの技術的課題とその解決法
 1)高分子アクチュエータの構造デザインによるパワー化
 2)コーティング層による実用的課題の解決
 3)制御的手法による高速化

7.まとめ

<質疑応答・個別質問・講師との名刺交換>