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SAWデバイス開発者、製造技術者、これからSAWを
始めようとする技術者の方へ、基礎から解説します!!
~SAWの原理、SAWの種類、SAW用材料、
SAWデバイスの種類、今後のSAW技術の動向など~
講師
東北大学 工学研究科ロボティクス専攻 シニアリサーチフェロー 工学博士(論文) 門田 道雄 氏
<ご専門>
弾性波工学
<ご経歴>
元 村田製作所 フェロー
元 東北大学 特任教授
2005年 紫綬褒章叙勲
受講料
49,980円(税込、昼食・資料付)
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受講対象・レベル
SAWデバイス開発者、製造技術者、これからSAWを始めようとする技術者
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
SAWデバイスの基礎知識、SAWデバイスの技術動向、開発テーマの考え方、開発テーマの進め方、
製造現場での良品率の改善の仕方
趣旨
弾性表面波(SAW)は小形、軽量、周波数無調整、高信頼性、高周波化対応可能等の特徴を持つ。
SAWの民生用への応用はテレビの映像中間周波数(VIF)用フィルタが最初で、その後SAWデバイスは
自動車電話、コードレス電話、ペジャ用などへの応用を経て、今や携帯電話、スマートフォンに
欠かせない重要な部品となっている。特に近年、スマートフォンの普及による周波数の混雑対策として、(1)急峻な特性と良好な温度特性をもつフィルタ、(2)第5世代用等、より高周波フィルタの
要求など、ますますSAWフィルタへの期待が高くなっている。
講演者は、VIF用SAWフィルタの開発後、11年間製造現場に従事してその実用化に成功し、
その後、異動した開発部門では、多くの特徴ある世界初の移動帯通信用SAWデバイスの
開発・実用化に成功した。東北大に異動後は、板波を用いた、高周波デバイスや超広帯域なデバイス、
LiTaO3薄板と水晶基板を用いた高Q、ゼロTCF,スプリアスフリーのデバイスに開発に成功している。
本講演者は、このように、SAWの研究の黎明期から現在に至るまで、SAWの開発・実用化・製造に
取り組んできている。これらの経験を活かし、SAWデバイス開発・実用化・製造現場での成功の要因や
苦労話などをもり込みながら、SAWの原理、SAWの種類、SAW用材料、SAWデバイスの種類、
なぜこのような開発テーマを考えたかなど、テーマの出し方、開発の進め方、今後のSAW技術の動向、
技術者としての経験等について講演する。
プログラム
1.SAWの原理
1-1 SAWとは
1-2 SAWとバルク波の違い
1-3 SAWの励振
2.SAWの種類
2-1 レイリー波
2-2 漏洩弾性波
2-3 縦波型漏洩弾性波
2-4 セザワ波
2-5 BGS波
2-6 ラブ波
2-7 板波(ラム波、SH波)
2-8 層状構造弾性波
2-9 境界波
3.SAWの解析方法
3-1 Campbell-Joneの方法
3-2 FEM
4.SAW用材料
4-1 セラミック(PZT等)
4-2 薄膜(ZnO等)
4-3 単結晶(LiTaO3,LiNbO3,水晶、LBO,ランガサイト等)
5.SAWデバイスの種類
5-1 トランスバーサル型フィルタ
5-2 SAW共振子
5-3 縦波型共振子フイルタ
5-4 横波型共振子フィルタ
5-5 ラダーフィルタ
5-6 他
6.SAWデバイスの開発・実用化例
6-1 トランスバーサル型フィルタ(テレビVIF用)
6-2 共振子(レイリー波、漏洩弾性表面波、BGS波、境界波等)
6-3 縦結合共振子フィルタ(IFフィルタ、RFフィルタ)
6-4 横結合共振子フィルタ(IFフィルタ)
6-5ラダー型フィルタ(RFフィルタ、デュプレクサ)
7.現在開発中のSAWデバイス
7-1 広帯域板板波共振子、フィルタ
7-2 (キャビティ型、音響多層膜型)
7-3 高周波板波(ラム波)共振子
7-4 高QSAW共振子
8.実用化にいたらなかったSAWデバイスの例とその要因
8-1 ゼロ温度特性をもつSAWデバイス
8-2 LSAWの高次モード
8-3 分極反転デバイス
8-4 音響光学波長可変フィルタ
8-5 他
9.今後の動向
10.技術者として仕事の進め方
【質疑応答・名刺交換】
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
49,980円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
東京都
【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター)
【JR・東武】亀戸駅
主催者
キーワード
電子デバイス・部品
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