高分子材料設計におけるマテリアルズインフォマティクス適用の最新動向

セミナーの趣旨


 本セミナーの趣旨 高分子材料の物性はプロセス条件によって変化する。この意味で高分子設計を行う際に、プロセス情報を取り込んだモデルを構築し、それを逆解析することが重要となってくる。これは「何を作るか」を考える際に「どう作るか」を考えることにつながる。さらに「どう作るか」の先には、品質管理を念頭に置いた生産がある。この生産時の品質管理までつなぐことで材料設計とプロセス管理が完結する。これをプロセスインフォマティックスとして提唱している。プロセスインフォマティクスを構成するにあたって必要となるデータ解析の姿を紹介する。


講師


船津 公人 氏 東京大学 大学院工学系研究科 化学システム工学専攻 教授 (兼務)奈良先端化学技術大学院大学 データ駆動型サイエンス創造センター 教授 研究ディレクター 


セミナープログラム


1.はじめに
 1) データ解析の基礎
 2) 扱うデータの特性を把握する
  a) 主成分分析
  b) 回帰分析の基礎

2.ケモインフォマティクスとは
 1) データのモデル化法について
 2) モデルの逆解析について

3.分子設計の事例紹介
 1) 医薬品分子設計
  a) 化学空間の可視化による構造探索
  b) タンパクと化合物の相互作用空間の可視化と構造探索

4.ポリマーアロイを題材とした有機材料の設計
 1) 輝度向上性フィルムの成分組成とプロセス条件の最適化
 2) PPを主体として輸液用パックの開発
 3) 共重合ポリマーの設計
   構造の記述子化について

5.触媒設計についての事例紹介

6.ケモインフォマティクスを進めるにあたっての環境、データフォーマット、ツールについて

7.少ない実験データから出発して少ない実験回数で目的物性を実現させるには

8.ソフトセンサー
 1) 化学プラントの監視のためのソフトセンサー
  a) ソフトセンサーの構築法
  b) ソフトセンサーの劣化
  c) 適応型ソフトセンサーの開発
 2) ソフトセンサーを用いた制御

9.プロセス・インフォマティクス
  材料設計・プロセス設計・品質管理と制御の連動

【質 疑 応 答】


受講料


43,200円 (Eメール案内希望価格:1名41,000円,2名43,200円,3名64,800円)
※資料付(ご希望の方は、申込みフォームの備考欄に「Eメール案内希望」と記入してください。ご記入いただくと、今回から割引受講料で受付が可能です)
※Eメール案内希望(無料)される方は、通常1名様43,200円から
 ★1名で申込の場合、41,000円
 ★2名同時申込の場合は、2名様で43,200円(2人目無料)
 ★3名同時申込の場合は、3名様で64,800円※2名、3名同時申込は同一法人内に限ります。
※2名、3名様ご参加は2名、3名様分の参加申込が必要です。
 ご連絡なく2名、3名様のご参加はできません。
※Eメール案内を希望されない方は、2名または3名同時申込価格は適用されません。「 43,200円×ご参加人数」の受講料になります。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

43,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

主催者

キーワード

高分子・樹脂技術   主成分分析

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高分子・樹脂技術   主成分分析

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