繊維強化プラスチック(FRP)の最新リサイクル技術〜持続可能な社会におけるFRPの利用方法〜

FRPの最新リサイクル技術を紹介し、
実用化に向けた可能性を検討します

セミナー講師

国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境管理研究部門 環境管理研究部門 招聘研究員 工学博士 加茂 徹 先生

略歴
平成22年 4月 産業技術総合研究所 環境管理技術研究部門研究グループ長
平成27年 4月 産業技術総合研究所 環境管理研究部門 上級主任研究員
平成31年 4月 産業技術総合研究所 環境管理研究部門 招聘研究員

専門】リサイクル工学、有機物理化学、石油化学

本テーマ関連学協会での活動
プラスチックリサイクル化学研究会 幹事
廃棄物資源循環学会 リサイクルシステム技術研究部会長

セミナー受講料

1名38,000円 + 税、(資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき28,000円 + 税
 ※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

 軽くて丈夫なガラス繊維強化プラスチック(GFRP)や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、
航空・宇宙機器、自動車部品、船舶、ガスタンク、建築資材、スポーツ用品の様々分野で
使用されている。一方、FRPは非常に丈夫であるため、使用済みのFRPのリサイクルは非常に難しく、
現状では大分部の廃棄物は埋め立て処理されている。炭素繊維は非常に高価で製造する際に
膨大な二酸化炭素を排出するため、リサイクルを実用化することで大幅な二酸化炭素の排出削減が
期待されている。
 本講演では、FRPの最新リサイクル技術を紹介し、リサイクルを実用化するための可能性を検討する。

受講対象・レベル

ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)や炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が
使用されている航空・宇宙機器、自動車部品、船舶、ガスタンク、
建築資材、スポーツ用品等を製造・販売・処理している会社の関連企業の方

習得できる知識

・FRPの最新のリサイクル技術
・プラスチックのリサイクルに関する社会的背景
・プラスチックのリサイクルに関する最新技術動向
・回収した炭素繊維を評価するための最新標準化動向

セミナープログラム

  1. 資源循環の現状
    1. 資源循環の問題
    2. 二酸化炭素排出削減
    3. 循環経済
  2. プラスチックのリサイクル
    1. 有機資源のマテリアルフロー
    2. プラスチックと金属のリサイクルの特徴
    3. これまでのリサイクル政策
    4. マイクロプラスチック
  3. プラスチックのリサイクル技術の概要
    1. マテリアルリサイクル
    2. ケミカルリサイクル
      1. 熱分解
      2. ガス化
      3. モノマーリサイクル
    3. エネルギー回収
    4. リサイクル技術の評価法
  4. GFRPの現状
    1. GFRPの熱分解
    2. GFRPの液化
    3. GFRPのガス化
  5. CFRPの現状
    1. 熱分解によるCFRPのリサイクル
    2. 液化法によるCFRPのリサイクル
    3. その他のCFRPのリサイクル方法
    4. 回収された炭素繊維の物性に対するリサイクル条件の影響
    5. リサイクル炭素繊維の標準化
  6. 難燃性FRPのリサイクル
    1. 難燃剤の特徴
    2. 脱臭素化技術
  7. 資源循環の未来