高周波誘電率の測定方法と評価技術

★高周波基板、低誘電率樹脂、ミリ波デバイスの開発へ向けた必須技術   


目的に合わせた測定法の選び方から測定精度の評価まで分かりやすく解説


受講料


1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 


〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕
<10:00〜14:15>※途中、昼食休憩含む


1.誘電率測定における不確かさ評価


(国研)産業技術総合研究所 加藤 悠人 氏 


【講演概要】
近年、高速大容量の無線通信を可能にするミリ波帯電磁波の利用が急速に拡大しています。また、自動車レーダーやセキュリティシステムなど、電磁波の応用範囲も拡大しています。電磁波を利用するシステムでは、誘電体材料が基板やアンテナなどとして用いられており、その誘電率は設計やシミュレーションに必須のパラメータです。誘電率の測定は、周波数や材料の特性に応じて、様々な測定方法を使い分ける必要がありますが、異なる測定系の結果を相互比較するためには測定精度(不確かさ)評価を行うことが重要です。電磁波の利用周波数や用途が拡大する中で、誘電率測定における測定精度(不確かさ)評価の重要性も高まってきています。本講座では、誘電率測定の概論と不確かさ解析事例を紹介するとともに、近年ニーズが急速に増大しているミリ波帯誘電率測定の最新動向を解説します。


1.誘電率測定のニーズ


2.誘電率の代表的な測定方法
 2.1 反射伝送法
 2.2 共振器法


3.誘電率測定の不確かさ解析事例
 3.1 反射伝送法の不確かさ解析事例
 3.2 共振器法の不確かさ解析事例


4.平衡型円板共振器法を用いたミリ波帯誘電率測定


【質疑応答・個別質問・名刺交換】


<14:30〜17:00>

2.マイクロ波ミリ波帯誘電率測定法の選択と測定ノウハウ

キーサイト・テクノロジー(株) 戸高 嘉彦 氏  


【講座概要】
マイクロ波帯からミリ波帯に至るまで、電子機器を設計する上で、基板や絶縁体の複素誘電率を正確に知ることは、効率のいい設計サイクルを構築する上で重要であり、電磁界シミュレータを使った回路設計では、基板などの正確な複素誘電率は、無くてはならない必須のパラメータとなっています。
現在、多くの複素誘電率測定法がリリースされているが、目的に合った測定法を探したり、概要を理解したりすることは容易ではありません。本講座では主要な複素誘電率の測定法を紹介し、その概要を理解していただけるような内容にしていきます。


1.各種マイクロ波帯ミリ波帯誘電体測定法の全体概要


2.主要測定法の概要と測定結果考察
 2.1 TM0m0平衡型円板共振器法
 2.2 TEM00nファブリペロー開放型共振器摂動法
 2.3 TE011スプリットシリンダー空洞共振器法
 2.4 自由空間Sパラメータ法(ホーンアンテナ、誘電体レンズアンテナ)
 2.5 HE11コルゲート円形導波管Sパラメータ法
 2.6 TE01δスプリットポスト誘電体測定法
 2.7 先端開放型同軸誘電体プローブ法と各種液体誘電率測定法


【質疑応答・個別質問・名刺交換】