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最新のSi-IGBT、SiC、GaN、高温対応実装技術まで解説
セミナー趣旨
EVの性能を決める基幹部品であるパワーデバイスでは、新材料SiC/GaNデバイスの普及が大いに期待されている。しかしながら現状では、性能、信頼性、さらには価格の面で市場の要求に十分応えられているとは言えない。
最強の競争相手であるシリコンIGBTからSiC/GaN開発技術の現状と今後の動向について、市場予測を含め丁寧に解説する。
習得できる知識
過去30年のパワーデバイス開発の流れとパワーデバイスの最新技術動向。Si-IGBTの強み、SiC/GaNパワーデバイスの特長と課題。パワー半導体ならびにSiC/GaN市場予測。SiCデバイス実装技術。SiCデバイス特有の設計、プロセス技術、など。
セミナープログラム
1.1 パワエレ&パワーデバイスの仕事
1.2 パワー半導体の種類と基本構造
1.3 パワーデバイスの適用分野
1.4 高周波化のメリット
1.5 Si-MOSFET・IGBTの伸長
1.6 パワーデバイス開発のポイント
2.最新シリコンパワーデバイス(Si-IGBT)の進展と課題
2.1 パワーデバイス市場の今と将来
2.2 IGBT開発のポイント
2.3 IGBT特性改善を支える技術
2.4 薄ウェハ化の限界
2.5 IGBT特性改善の次の一手
2.6 新しいコンセプトのIGBT(RC-IGBT)開発
3.SiCパワーデバイスの現状と課題
3.1 半導体デバイス材料の変遷
3.2 ワイドバンドギャップ半導体とは?
3.3 SiCのSiに対する利点
3.4 なぜ各社はSiC-IGBTではなくSiC-MOSFETを開発するのか?
3.5 SiC/GaNパワーデバイスの市場予測
3.6 SiCウェハができるまで
3.7 SiC-SBDそしてSiC-MOSFET開発へ
3.8 最近のSiC-MOSFETトピックス
3.9 SiCのデバイスプロセス(Siパワーデバイスと何が違うのか)
3.10 SiCデバイス信頼性向上のポイント
3.11 SiC-MOSFET内蔵ダイオードのVf劣化とは?
3.12 SBD内蔵SiCトレンチMOSFET
4.GaNパワーデバイスの現状と課題
4.1 なぜGaNパワーデバイスなのか?
4.2 GaNデバイスの構造
4.3 SiCとGaNデバイスの狙う市場
4.4 GaN-HEMTデバイスの特徴
4.5 ノーマリ-オフ特性
4.6 GaN-HEMTのノーマリ-オフ化
4.7 GaN-HEMTの課題
4.8 GaNパワーデバイスの弱点はなにか
4.9 縦型GaNデバイスの最新動向
4.10 縦型SiC.vs.縦型GaNの行くえ
5.高温対応実装技術
5.1 高温動作ができると何がいいのか
5.2 SiC-MOSFETモジュール用パッケージ
5.3 パワーデバイスの動作パターン
5.4 パワーデバイス動作中の素子破壊例
5.5 信頼性設計とシミュレーションの活用
6.まとめ
□質疑応答・名刺交換□
セミナー講師
筑波大学 数理物質系 教授 岩室 憲幸 氏
【経歴・活動】
1984年早稲田大学理工学部卒、1998年 博士(工学)(早稲田大学)
富士電機株式会社に入社。
1988年から現在までパワーデバイスシミュレーション技術、IGBT、ならびにWBGデバイス研究、開発、製品化に従事。
1992年North Carolina State Univ. Visiting Scholar. MOS-gate thyristorの研究に従事。
1999年~2005年 薄ウェハ型IGBTの製品開発に従事
2009年5月~2013年3月 産業技術総合研究所に出向。SiC-MOSFET、SBDの研究、量産技術開発に従事。
2013年4月~ 国立大学法人 筑波大学 教授。現在に至る。
IEEE Senior Member
電気学会上級会員、応用物理学会会員
「世界を動かすパワー半導体 ‐IGBTがなければ電車も自動車も動かない‐」編集委員(電気学会出版)
【専門】
シリコン、SiCパワー半導体設計,解析技術
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
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