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今、最も注目のマイクロバイオーム 〜市場・技術トレンド、応用、規制、マーケティング戦略〜
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「プロバイオティクスってなに?」
「基本的な内容から作用や安全性など詳しく知りたい!」
「実際にどのような食品に使われているのだろう?」
… という方におすすめのセミナー。
プロバイオティクスの基礎から応用まで幅広く学習できます!!
講師
東京農業大学 生命科学部 分子微生物学科 教授 薬学博士 野本 康二 先生
■ 経歴
昭和54年3月 東京農工大学農学部獣医学科卒業、獣医師
(株)ヤクルト本社に入社、同・中央研究所入所
平成26年9月 (株)ヤクルト本社を定年退職
平成26年10月~ (株)ヤクルト本社中央研究所 常勤嘱託(特別研究員)
平成29年3月 (株)ヤクルト本社を退社
平成29年4月~ 東京農業大学生命科学部分子微生物学科 教授
この間、
昭和57~59年 九州大学生体防御医学研究所免疫部門(野本亀久雄教授)研究生
昭和63~平成元年および平成5~6年 科学技術庁放射線医学総合研究所薬理化学部
(色田幹雄部長)研究生
平成元年~4年 米国コロンビア大学癌センター、Dr. I.B.Weinstein研究室
post doctoral fellow
平成9~11年 国立国際医療センター研究所適正開発・移転研究部(竹田美文所長)研究生
平成17年4月~ 順天堂大学大学院プロバイオティクス研究(ヤクルト)講座 客員教授
昭和62年9月 静岡薬科大学(現 静岡県立大学薬学部)より薬学博士号を拝受
■ 専門および得意な分野・研究
・ヒトおよび家畜の腸内フローラの構造ならびに機能の解析
・プロバイオティクス(シンバイオティクス)の基礎ならびに臨床的研究
■ 本テーマ関連学協会での活動
日本腸内細菌学会、日本細菌学会、日本感染症学会、日本食品微生物学会、
International Scientific Association of Probiotics and Prebiotics
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■ 講座のポイント
腸内フローラの構造と機能に関する最新の情報を概説する。さらに、腸内フローラの恒常性維持とその破たんが宿主の健康に与える影響や、特徴的な腸内フローラの破たんと疾患との関連などを例示しつつ説明する。プロバイオティクス(プレバイオティクスやシンバイオティクスも含む)の研究開発における現状の問題点とその解決策について、主に下記のポイントについて講演する。
1)食品としての機能性のより確固たる証拠
2)保健機能を的確に説明する作用メカニズム
3)作用メカニズムを支える適切なバイオマーカー
4)新規なプロバイオティクスの可能性と研究開発のポイント
■ 受講後、習得できること
・ 腸内フローラの潜在性に関する情報
・ 新規なプロバイオティクス開発戦略のポイント
・ 世界市場への展開における規制対応のポイント
・ 既存のプロバイオティクス製品の今後は?
・ 食品の保健作用についてのコンセプト
■ 本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・ 各国の食品の保健作用表示に関する規制
・ 国内外の臨床機関のガイドライン
■ 講演中のキーワード
・ プロバイオティクス
・ 保健作用
・ 作用メカニズム
・ 腸内フローラ
・ プレバイオティクス
・ シンバイオティクス
セミナー内容
1)腸内フローラのヒトの健康への関与
・腸内フローラの構造と的確な解析方法
・腸内フローラの恒常性とその規定要因
・腸内フローラの乱れ
・様々な疾患における特徴的な腸内フローラの異常
2)栄養と腸内フローラ
・複合炭水化物
・プレバイオティクス(各種オリゴ糖)
・腸内代謝:有機酸、腐敗産物、胆汁酸
3)プロバイオティクス
・プロバイオティクスの定義
・プロバイオティクスの保健作用
・食品の保健作用ー規制
・食品におけるプロバイオティクス利用の具体例
・適正な臨床試験の実施例
・評価法:システマティックレビュー、メタアナリシス
・プロバイオティクスの安全性
・プロバイオティクスの作用メカニズム:免疫調節の可能性
・プロバイオティクスの最近の基礎ならびに臨床研究の情報
・的確なバイオマーカー
4)臨床領域におけるプロ(シン)バイオティクスの利用
・消化器外科
・救命救急
・小児外科・新生児科
5) 新規なプロバイオティクス開発のポイント
・内在性細菌
・便微生物移植
・腸内定着性
・生菌と死菌
・適正な菌数
【質疑応答】
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