オルガノイド・MPSの活用によるin vitro薬物動態・毒性評価の最前線
MPSやオルガノイド等のNAMsに関する米国(FDA/NIH)、欧州(EMA)、アジア(日本・韓国)の最新の規制動向
〔3部構成による複数講師講座〕
第1部『薬物動態・毒性予測のための実験系の現状と課題』
第2部『小腸オルガノイドの活用による薬物吸収および消化器障害リスクの予測』
第3部『MPSの活用による薬物動態・毒性評価の現状とregulatory acceptance』
・医薬品の体内動態及び毒性発現のin vitro実験による予測法の現状と課題を解説!
・製薬企業の実務担当者に向けて、米国・欧州・アジアの最新規制動向や、ISO・OECDにおける国際標準化の潮流を解説!
・実用化に不可欠なシステム要件(インラインモニタリング技術等)を解説し、MPS実用化の最前線と今後の展望を共有!
日時
【ライブ配信受講】 2026年8月27日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2026年9月10日(木) まで受付(配信期間:9/10~9/28)
受講可能な形式:【ライブ配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】
セミナープログラム
「薬物動態・毒性予測のための実験系の現状と課題」 第2部(13:55~14:55)
「小腸オルガノイドの活用による薬物吸収および消化器障害リスクの予測」
講師:北里大学 前田 和哉 氏
〘趣旨〙
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本講演では、薬物動態や毒性予測のためのin vitro実験系の現状について振り返ると共に、これまでの実験系が抱えてきた課題について共有した上で、現在、その課題を克服するためにどのような実験系が新たに構築されつつあるのかといった変遷について共有したい。
〘得られる知識〙
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・医薬品の体内動態及び毒性発現のin vitro実験による予測法の現状と課題を理解する。
・医薬品の消化管吸収や薬剤誘導性消化器毒性の発症予測のための新規in vitro実験系について理解すると共に、今後in vitro実験系として、さらにどのような機能性が求められるかといった課題を共有する。
〘講演項目〙
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・薬物動態予測のために必要とされる速度論パラメータとは?
・各素過程の動態パラメータを予測するための考え方(animal scale up, in vitro-in vivo extrapolation)
・薬物の肝・腎クリアランスの予測のための実験法・評価法
・薬物の分布容積のための実験法・評価法
・薬物のバイオアベイラビリティのための実験法・評価法
・薬物トランスポーターが関与する場合の新しいクリアランスの考え方(extended clearance concept)
・薬物トランスポーター機能の予測のための実験法・評価法
・in vitroデータを統合的に用いたヒトin vivo体内動態予測のための生理学的薬物速度論(PBPK)モデルの考え方
・各実験系が抱える課題の整理
・肝毒性・腎毒性予測のための実験系の現状と課題
第2部
・これまでの消化管モデル細胞系の抱える問題点
・ヒト小腸幹細胞の継代培養および分化法
・ヒト小腸幹細胞由来分化細胞を用いたヒト消化管吸収特性の予測
・Vitrigel chamberを用いた96 wellハイスループット吸収特性解析法
・In vitro実験系から得られた結果のin vivo動態パラメータへの外挿法
・小腸幹細胞を用いた抗がん剤による下痢リスク評価法およびその実例
・抗がん剤による悪心・嘔吐リスクを予見するための新規in vitro評価法およびその実例
・消化管粘膜傷害を予見するための細胞表面ムチン層の高さ測定法
・細胞表面ムチン層の高さコントロールのための培養法
・他の消化器毒性予測系構築の試み
□質疑応答□
「MPSの活用による薬物動態・毒性評価の現状とregulatory acceptanceまでの道のり」
講師:崇城大学 石田 誠一 氏
〘趣旨〙
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FDA Modernization Act 2.0の制定を契機に、動物実験に代わるNAMs(MPS等)の薬物動態・毒性評価への活用と法的受容が世界的に加速しています。本講座では、製薬企業の実務担当者に向けて、米国・欧州・アジアの最新規制動向や、ISO・OECDにおける国際標準化の潮流を概説します。さらに、日本のAMEDプロジェクト等を通じたレギュラトリーアクセプタンスへのロードマップや、実用化に不可欠なシステム要件(インラインモニタリング技術等)を解説し、MPS実用化の最前線と今後の展望を共有します。
〘得られる知識〙
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•MPSやオルガノイド等のNAMsに関する、米国(FDA/NIH)、欧州(EMA)、アジア(日本・韓国)の最新の規制動向。
•ISO(TC 276等)やOECDにおけるOrgan-on-Chipの国際標準化およびテストガイドライン策定に向けたプロセスと現状。
•MPSデータの行政利用に向けた品質管理要件とインラインモニタリング技術の重要性。
〘講演項目〙
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2.MPSの創薬応用への世界の潮流と規制動向
・FDA Modernization Act 2.0 / 3.0のインパクトとIND承認事例
・米国NIH主導の大規模イニシアチブ(Complement-ARIE)と検証ネットワーク(VQN)
・FDA ISTANDパイロットプログラムによる特定の目的に限定した適格性認定
・EMAガイドライン改訂と英国の「動物利用の段階的廃止戦略(ロードマップ)」
・Organ-on-Chip開発におけるISO(TC 276等)の組織再編と標準化体制
・TEX-VALコンソーシアム等の産官学連携によるMPSの性能検証
・他
3.日本における社会実装とレギュラトリーサイエンスの取り組み
・AMED-MPSプロジェクトを通じた社会実装から規制利用への橋渡し
・PMDAの取り組み
・日本国内で利用可能な市販MPSプラットフォームの現状
4.国際標準化の潮流とin vitro Toxicokineticsの新たな概念
・OECDテストガイドライン(DRP)化へのロードマップ
5.Regulatory acceptanceに向けたMPSの技術的要件と課題
・ユーザーニーズに基づくMPSの性能基準(再現性・堅牢性等)の確立プロセス
・GLP(優良試験規範)施設等の要件に適合するMPSシステムのあり方
・In-Line Cell Vital Monitoring(インラインでの細胞機能・環境モニタリング)の重要性と技術
6.おわりに
・MPS World Summitや国際MPS学会(iMPSS)など、これからのコンソーシアムの展開と実務者へのメッセージ
□質疑応答□
セミナー講師
第1部,第2部
北里大学 薬学部 薬学科 薬剤学研究室 教授 薬学博士 前田 和哉 氏
略歴
1999.3 東京大学薬学部 卒業
1999.4-2001.3 東京大学大学院薬学系研究科 修士課程
2001.4-2002.3 同 博士後期課程(教員採用のため中途退学)
2002.4-2003.3 東京大学大学院薬学系研究科 寄附講座教員
2003.4-2007.3 同 助手(2006.11 薬学博士 取得)
2007.4-2012.9 同 助教
2012.5-2021.3 理化学研究所イノベーション推進センター 杉山特別研究室 客員主管研究員(兼任)
2012.10-2020.5 東京大学大学院薬学系研究科 講師
2020.6-2021.3 同 准教授
2021.4-現在 北里大学薬学部 薬剤学教室 教授
主なご研究・ご業務
・in vitro実験の結果に基づくヒトin vivo薬物動態の定量的予測
・ヒト小腸幹細胞および分化細胞を用いた薬物のヒト消化管吸収特性および消化器毒性リスクの定量的評価のための実験系構築
業界での関連活動
・日本薬物動態学会 理事
・国際薬物動態学会(ISSX) Membership Affairs Committee
・International Transporter Consortium Main Committee Member
・日本動物実験代替法学会 代議員(学術委員会、編集委員会)
・MPS実用化推進協議会 幹事
・日本薬剤学会 代議員(フォーカスグループ統括委員会)
・医薬品医療機器総合機構 専門委員
・Clin Pharmacol Ther, Drug Metab Dispos, Drug Metab Pharmacokinet, J Pharm Sci, Biopharm Drug Dispos, AATEX各Editorial Advisory Board Member
第3部
崇城大学 生物生命学部 教授 博士(薬学) 石田 誠一 氏
略歴
1993年に東京大学にて薬学博士号を取得。その後、癌研究所(東京)および米国デューク大学医療センターのハワード・ヒューズ医学研究所にて博士研究員(ポスドク)として研究に従事。2000年から2007年まで国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)薬理部 主任研究員、2007年から2020年まで同薬理部 室長を歴任。2020年より、崇城大学 大学院工学研究科 応用生命科学専攻 教授、ならびに国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 客員研究員を務める。
主な研究・業務
主に、薬物代謝および薬物誘発性肝障害の評価を目的とした、MPS(Microphysiological Systems:生体模倣システム)を含むin vitro細胞アッセイプラットフォームの開発に従事。さらに、それら最先端の評価技術のレギュラトリーサイエンス分野への応用・社会実装に向けた研究を進めている。
業界での関連活動
・International MPS Society (iMPSS) 理事
・iMPSS アジア太平洋地域支部 (Asia-Pacific Regional Chapter) Chair
・日本動物実験代替法学会 理事
・MPS実用化推進協議会 (Japan MPS Initiative) 会長
セミナー受講料
49,500円
1名分無料適用条件
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
主催者
開催場所
全国
受講について
配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)