化学プラントのPFDとP&IDの読み方/作図方法基礎編<会場受講>
プラント設計・運転・保全に関わる技術者のための基礎講座。
PFDとP&IDの違いを体系的に整理し、図面を“読める”から“描ける”へ。
セミナー趣旨
この講座は、これからプラント設計を始める方を対象に、化学プラントの基本的な図面であるPFD(Process Flow Diagram)とP&ID(Piping and Instrumentation Diagram)の読み方・作り方の基礎について説明いたします。参加者は、PFDの構成要素や記号の意味を理解し、演習を通じて、PFDの作図方法を学びます。また、PFDとP&IDの関連性や違いを明確にし、P&IDの読み方・作図方法についても基礎から学びます。これにより、参加者はプラント設計におけるPFDとP&IDについての基礎知識を深めることができます。
受講対象・レベル
・気体/液体を扱う化学プラント(連続装置)設計に従事している方
・化学プラントのPFDおよびP&IDを読みたい、あるいは作成したい方
必要な予備知識
・連続プロセス装置の物質収支、熱収支計算方法を知っている方、経験されている方
・主要機器動作原理(気液分離ドラム、熱交換器、ポンプなど)の基礎知識のある方
習得できる知識
・PFDの基本的な読み方と作図方法
・PFDとP&IDの関連性と違いの理解
・P&IDの基本的な読み方と作図方法
セミナープログラム
1.はじめに
PFDとP&IDの違いと役割
‐プラント設計フローの中でのPFD/P&IDの位置づけ
‐概念設計~基本・詳細設計で図面に求められる情報の違い
2.PFDの基礎
2-1 PFDとは
‐PFDの目的、および、構成要素
‐PFDで「必ず表現すべき情報」と「省略される情報」
2-2 主な記号と表記方法
‐主要機器の表記方法(運転制御方法、反応器、分離器、熱交換器等)
‐プロセス流体とユーティリティラインの表記方法
‐物質収支・熱収支の表記方法
2-3 PFD例の読み方
‐プロセスの流れを追う基本視点
‐物質・エネルギーの収支の理解の重要性
2-4 PFD作成演習
3.P&IDの基礎
3-1 P&IDとは
‐PFDからP&IDへ情報がどのように展開されるか
‐P&ID作成に必要な関連図書
‐運転・保全・安全設計におけるP&IDの役割
3-2 P&ID作成の基本ルール
‐P&IDの構成
‐P&IDに記載すべき情報の範囲
3-3 主な記号(シンボル)と表記方法
‐配管番号、ラインクラスの採り方
‐配管・バルブ類の基本記号、および、形状要求表記方法
‐計装制御関連の情報表記方法
‐機器関連の情報表記方法
3-4 P&ID作成演習
4.実務で押さえておきたい補足事項
4-1 試料採取点(サンプリングポイント)
‐設計段階で考慮すべきポイント
4-2 安全設計の考え方
‐安全弁、インターロック・緊急遮断の基本
‐P&ID上での確認ポイント
4-3 スタートアップ・シャットダウン・保全
‐通常運転以外の操作を意識したP&IDの見方
4-4 P&ID関連図書類
‐ユーティリティフロー系統図
‐ブロックフロー系統図
*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
セミナー講師
日揮グローバル株式会社 プロセステクノロジー本部 プロセスエンジニアリング部 担当課長 小山 武志 氏
【ご略歴】
1990年 日揮株式会社入社 技術開発研究所配属 C1部分酸化触媒反応プロセス開発に従事
1994年 システム技術部異動 ピンチテクノロジーによる熱回収系最適化,省エネ診断従事
2000年 リファイナリ―プロセス部異動 主に国内石油精製、石油化学プラントの改造案件に従事
現在、熱交換器および蒸留塔設計の社内エキスパートとして従事
【ご専門】
・化学工学
【本テーマ関連学協会でのご活動】
・化学工学会「P&IDの作り方」講座 講師
・蒸留フォーラム講師(2013、2015、2018、2020、2024年)
セミナー受講料
1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
東京都
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)