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IoT・AIの生産現場適用と異常検知・原因診断等…
MTシステム・MT法の特徴や利用方法、応用事例を丁寧に解説!
講師
アングルトライ(株) 代表取締役 博士(工学) 手島 昌一 氏
【ご略歴・ご活躍】
品質工学会、日本品質管理学会、精密工学会、電子情報通信学会の各会員。
MTシステム研究会委員(1996~2008)。
ASI(American Supplier Institute)賞(1998年)、品質工学会貢献賞金賞(2007年)。
著書は
「機械・材料・加工の技術開発」(共著,日本規格協会、2001年)
「MTシステムにおける技術開発」(共著,日本規格協会、2002年)
「入門MTシステム」(共著,日科技連出版社、2008年)
「Quality Recognition and Prediction」(Momentum Press : NY、2012年)など。
MTシステムソフトウェアの開発、国内外製造メーカでのコンサルティング活動等に従事している。
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
受講対象・レベル
AIの導入方針を模索しておられる管理職の方々、AIを実際に活用したい技術者(製造業・非製造業)、IT技術者。AIがもたらす変化に興味のある方々。
必要な予備知識
予備知識は必要ありません。考え方と次へのステップを基礎から解説いたします。
習得できる知識
・AI(人工知能)の種類と具体的技術を習得できる。
・AI時代に企業としてどのような方向で取り組むべきか理解できる。
・AIとしてのMTシステムを具体的に開発に活かす手法を習得できる。
趣旨
MTシステムは統計数理を利用した人工知能(AI)であり、処理の軽快さと使いやすさと確実性が特徴です。深層学習と異なり学習結果が明示性を持ち、異常を検知した際の原因診断も高速に実行します。そのため生産設備の監視や検査問題、あるいは不動産の価値評価など広い分野で利用されています。ごく最近では地震予測への活用も始まっています。
本セミナーでは、深層学習の特性と対比しながらMTシステム、特にMT法の特徴や具体的な利用方法、実際の応用事例を丁寧に解説します。時系列データや振動波形の扱い方、文字や画像データの扱い方などを学ぶことができます。
MT法はロシアの文豪トルストイの小説“アンナ・カレーニナ”の一節をヒントに作られました。小説と統計学が出会うことで生まれたAI技術と言えます。AIは人類の脅威ではなく、奉仕してくれる技術であることを学ぶことができます。
プログラム
1.IoTとAIとMTシステム
1-1. 人工知能(AI)の種類とそれぞれの特徴
1-2. AIの応用分野と使い分け
1-3. 課題解決のための要素とそれぞれの関係
2.MTシステムの各計算手法と特徴
2-1. MT法とその特徴
2-2. RT法/T法(1)/標準化誤圧法/多重単回帰(MSR)とそれらの特徴
3.特徴抽出技術
3-1. 文字パターンの特徴抽出(変化量・存在量など)
3-2. 波形パターンの特徴抽出(変化量・存在量・開始点・終了点など)
3-3. 画像データの特徴抽出
4.MT法の適用手順とポイント
4-1. 文字認識を例として
4-2. 振動波形・時系列データを例として
4-3. 異常時の原因診断
5.応用事例
5-1. 機器自動点検への応用(イプシロンロケット自律点検の例)
5-2. 異音・振動異常検査への応用
5-3. 画像検査・外観検査への応用
5-4. 地震予測への応用
6.MTシステム導入のためのソフトウェア
6-1. 入門用ソフトウェア
6-2. 現場応用ソフトウェア
【質疑応答・名刺交換】
キーワード MTシステム,AI,IoT,特徴抽出,異常検知,原因診断,セミナー,研修,講習
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