AIロボットを取り巻く政策・標準化動向と社会実装の展望
セミナー趣旨
本講演では、AIロボットの概念と特徴を整理した上で、フィジカルAIの進展や深刻な人手不足等を背景に、AIロボットが注目されている理由を解説します。さらに、日本、米国、中国の政策や産業構造の違いを比較し、国際競争の構図を明らかにします。あわせて、国内外の主要事業者の取り組みを紹介し、日本が強みを発揮できる分野と克服すべき課題を提示することで、フィジカルAI時代における産業構造変化とAIロボットの今後の展望を考察します。
セミナープログラム
1. AIロボットとは何か
(1) ロボットとAIの融合の意味
① 従来型ロボットとの違い
② Physical AIの概念
(2) AIロボットの分類と市場規模
① 産業用ロボット
② サービスロボット
③ 自律移動ロボット・ヒューマノイド
2. AIロボットが注目される背景
(1) 技術的要因
① VLA(Vision-Language-Action) モデルの進展
② センサー・半導体・通信技術の進歩
(2) 社会的要因
① 人手不足・高齢化の進展
② 危険作業・単純作業の自動化需要
(3) 国際競争の要因
① 米国、日本、中国のAI・ロボット政策動向・国家戦略技術としての位置付け
② 日米中比較
・技術力(VLAモデル、ロボット)
・社会実装・受容性(産業、国民)
3. 国内外の事業者動向
(1) 米国企業の動向
① AI企業によるロボット参入、プラットフォーム化の動き
② Physical AIを支える基盤技術の形成
(2) 中国企業の動向
① ロボットメーカーの競争優位
② 社会実装とビジネスモデルの先行
(3) 日本企業の動向
① 産業用ロボット分野での強み
② 基盤モデル構築に向けた取り組みと課題
4. 課題と今後の展望
(1) 技術的課題
① 安全性・信頼性
② 自律性の向上
③ データの制約
④ SI工程の非効率化
(2) 産業的課題
① ビジネスモデル確立
② エコシステム形成
(3) 今後の展望
① AIロボットの社会実装
② フィジカルAIのよる産業構造変化
③ 日本が強みを発揮できる分野
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
通常はお会いすることの難しい講師との直接対話や質疑応答に加え、業種・業界の枠を超えた受講者同士のネットワーキングから、実務に活きる情報や新たな連携のきっかけを得られる、JPIセミナーならではの貴重な機会です。
セミナー講師
株式会社情報通信総合研究所
ICTリサーチ・コンサルティング部
主席研究員 部門長 兼務
手嶋 彩子 氏
1993年慶應義塾大学商学部卒業。
2002年法政大学大学院より修士号(経営学)取得。
2024年九州大学大学院より博士号(経済学)取得。
1993年日本経済新聞社入社、民間シンクタンク研究員を経て
2004年株式会社情報通信総合研究所入社。主席研究員(2025年3月現在)。
著書に小野﨑彩子『情報化の経済波及効果と相互依存関係に関する実証研究』(2025) 日本評論社,175p
株式会社情報通信総合研究所
主席研究員
張 怡 氏
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程国際関係学専攻満期退学。2019年10月より現職。国内外ICT市場動向、経済分析、ICT利活用等に関する調査研究に従事。
セミナー受講料
1名:37,710円(税込) 2名以降:32,710円(税込/同一法人・同時申込)
※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/会場・ライブ配信限定)
※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。
主催者
開催場所
東京都
受講について
● 会場受講(アーカイブ配信は含まれません)
● ライブ配信受講(アーカイブ配信は含まれません)
● アーカイブ配信受講
※会場受講・ライブ配信受講の方は、特別料金 18,500円(税込)にてアーカイブ配信を追加いただけます。