基礎から学ぶプラスチックの成形・加工技術~成形不良の要因とトラブル対策~
射出成形の基礎から成形不良の原因分析・対策までを体系的に解説。
材料・成形・金型をつなげて理解し、現場で使える不良対策を学ぶ。
セミナー趣旨
射出成形は、プラスチックを加熱して溶融させ、高圧・高速で金型へ射出する加工方法です。他の加工法と異なり、加工中に成形品の状態を見ながら加工することができません。そのため、難易度が高い一方で、生産効率に優れた製造方法でもあります。
不良やトラブルを防ぎ、成形品を効率よく安定して生産するためには、使用するプラスチック材料に関する知識に加え、「成形技術」「成形品設計」「金型設計」という3つの要素技術についての理解が不可欠です。射出成形では、プラスチック材料の特性や成形品の仕様に応じて、これら3つの要素技術を適切に組み合わせることで、より効率的で安定した成形生産が可能となります。
本講座では、プラスチック材料の基礎知識から、3つの要素技術の基本、さらに成形品や現場で発生する成形不良・トラブルの対策事例を取り上げ、具体的な解決のポイントをわかりやすく解説します。
また、最後に射出成形のDX化に向けたIoTの導入の提案を致します
受講対象・レベル
具体的な不良事例の解決法を解説しますので、成形現場で成形不良対策でお困りの方々や、これから成形品や金型製作にたずさわる
技術者の方などに実践的なアドバイスを致します
習得できる知識
成形品の生産現場で日々発生する課題に対して、具体的な解決アドバイスを習得できます。
成形品開発における手戻りを防ぎ、効率的に課題を解決するための考え方と手法を身につけられます。
初めて成形品の開発・設計に携わる方から生産技術者・現場担当者まで、現場での不良対策に役立つ実践的なアプローチを学べます。
セミナープログラム
1. プラスチック材料の基本と種類
1-1 プラスチックの基本と特性
1-2 プラスチックの評価・分析
1-3 プラスチックの選択のポイント
1-4 プラスチックの種類
2. 射出成形の基本と原理
2-1 射出成形技術の基本
2-2 可塑化・計量工程
2-3 射出充填工程
2-4 保圧・冷却工程
2-5 取出し工程
3. 成形品設計の基本
3-1 成形収縮率の考え方
3-2 成形離型の考え方
3-3 肉厚設計の考え方
3-4 成形品設計の考え方
4. 金型設計の基本
4-1 金型構造の基本
4-2 スプルー、ゲートの設計
4-3 エアーベント設計
4-4 アンダーカット設計
4-5 離型設計
4-6 金型温調
5. 成形不良の原因と対策
5-1 成形品不良とその種類
5-2 成形品の主な不良要因
5-3 成形品不良の原因と対策
ばり、ショートショット、ひけ、フローマーク、ウェルドライン
寸法不良、金型作動不良など
6. 射出成形のIotからDXで生産性向上の提案
6-1 成形機、金型のIot化
6-2 Iot、CAE、AIによるDXの提案
*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
セミナー講師
加藤技術士事務所 所長 加藤 秀昭 氏
技術士(機械部門)
■ご略歴
株式会社エンプラスに入社後に、成形品設計、金型設計、開発、研究所などを経験
その間にバックライトの開発から事業化、事業部長、また研究所 所長 など
独立して技術士事務所開設 7年経過
■ご専門
射出成形品の金型、成形、成形品開発など技術・品質など対応
■本テーマ関連学協会でのご活動
成形加工学会 会員
日本技術士会 機械部門
「成形加工学会誌」解説 「特集 プラスチック射出成形における成形不良/総論」(2024.04)
セミナー受講料
1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
主催者
開催場所
全国
受講について
- 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
お申込みは4営業日前までを推奨します。
それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。 - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
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