★2026年2月27日WEBオンライン開講。【横浜国立大学:馬場氏】長年シリコンフォトニクス・光集積回路を研究している専門家が、基礎からファウンダリを活用した製作。最新の研究を解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
シリコンフォトニクスは、データ通信・AI・センサ分野を支える光集積回路技術として急速に発展しています。本講演では、光導波路・アクティブデバイスの設計から最新の研究開発まで、講師の数多くのファウンダリ経験を経験に基づいて解説します。これからシリコンフォトニクスを活用したい研究者・技術者に向けた講座です。
セミナー趣旨
シリコンフォトニクスは過去10~20年の間に最も発展を遂げ、現代の主要プラットフォームとなった光集積回路技術である。現代の半導体インフラを用いて製造でき、高性能なデータ通信、コンピューティング、センサなどのために応用されて、その範囲を拡大させている。AIサービスで需要が爆発的に伸びているデータセンターにおいて、次世代の主要技術と期待されるコパッケージオプティクスにおいても主要な役割を果たすため、世界的な注目度が非常に高い。
本講演では、これを利用したいユーザ向けに基礎から応用、そして実践的で詳細な解説を行う。
習得できる知識
①シリコンフォトニクスの歴史と最新トレンド
②各種光部品の構造と機能、設計理論
③ファウンダリの利用法
④シミュレーション法
⑤データ作成法、評価法
セミナープログラム
【講演キーワード】
シリコンフォトニクス、光電融合、コパッケージオプティクス、データーセンター、光インターコネクション
【プログラム】
1. シリコンフォトニクスの概要
1.1 発展の歴史
1.2 近年のトレンド
2. 光導波路部品
2.1 光導波路の製作
2.2 光導波路の設計と評価
2.3 関連する光部品
2.4 光ファイバ結合器
2.5 干渉計、共振器、フィルタ
2.6 光強度耐性
3. アクティブ部品
3.1 アクティブデバイスの製作
3.2 熱光学効果
3.3 キャリアプラズマ効果
3.4 光変調器と光スイッチ
3.5 光検出器
3.6 光源
4. シリコンフォトニクスファウンダリ
4.1 種類と利用法
4.2 シミュレーションツール
4.3 データ作成
4.4 評価法
4.5 実装法
5. 最新の研究開発
5.1 データ通信デバイスとコパッケージオプティクス
5.2 コンピューティング
5.3 センサ応用
5.4 ヘテロ集積、転写プリント
5.5 インフォマティクスとメタ構造
5.6 光電協調設計
6. むすび
【質疑応答】
セミナー講師
横浜国立大学 教授 馬場 俊彦 氏
セミナー受講料
●1名様 :49,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
受講料
49,500円(税込)/人
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