AIエージェントをIPランドスケープに組み込む実践ノウハウ~AIを活用した大幅な業務効率化と事業創造の加速~【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
IPランドスケープは「調査・分析業務」から「事業戦略を生み出す武器」へと変わり始めています。特許スクリーニングや分類に追われる従来業務から脱却し、AIエージェントを活用して工数を大幅に削減しながら、競合分析、勝ち筋探索、ホワイトスペース発見、M&A技術DD、経営層への戦略提言までを一気通貫で習得できます。明日から使える実務ノウハウを体系的に分かりやすく解説します!!
【WEB受講(Zoomセミナー)】ライブ配信+アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
セミナー趣旨
これまでのIPランドスケープ(IPL)は、膨大な特許公報の読み込みや分類、ノイズ除去といった「作業」に多くの時間を奪われ、本来の目的である「経営・事業への戦略提言」に十分なリソースを割けないというジレンマを抱えていました。
本講演は、生成AIとAIエージェントをIPランドスケープに組み込み、分析効率の向上にとどまらず、事業創造に直結する戦略立案へと昇華させる実践講座です。理論は最小限に、競合分析、勝ち筋探索、ホワイトスペース発見、M&A技術DD、経営報告書化までをデモ中心に体得し、明日から使える協業ワークフローと導入の要点を提示します。
さらに、プロンプト設計、法的・倫理的留意点、スモールスタート等の実装ステップも整理し、知財部門を企業の「知のハブ」へと進化させる視座を提供します。
受講対象・レベル
・業種: 製造業、化学、素材、IT・通信、医薬、食品など、研究開発を行う全業種
・所属部署: 知的財産部、特許調査・解析グループ、R&D戦略部、経営企画部、新規事業開発部
・ レベル: 中級以上(既にIPランドスケープやパテントマップ作成の経験があり、業務効率化や分析の高度化に課題を感じている方)
・リーダー・マネージャー層 ( 組織的なDXやAI導入を検討している方)
必要な予備知識
・特許調査の基本的な手順(検索式の作成、公報の読み方、分類の概念)を理解していること。
・IPランドスケープの基本的な概念(知財情報と市場・事業情報を合わせて分析すること)を知っていること。
・ChatGPTなどの生成AIを一度でも触ったことがある、または基本的な仕組み(入力に対してテキストを生成するなど)を知っていれば、プログラミング等の専門知識は不要です。
習得できる知識
1)生成AI・AIエージェントを活用し、特許調査(スクリーニング・分類)の工数を50%以上削減する具体的な手法。
2)自然言語による指示(プロンプト)で、高度な技術分析や競合比較マトリクスを作成するスキル。
3)ハルシネーション(AIの嘘)のリスクを管理し、業務品質を担保するためのチェック体制・ガバナンス知識。
4)自社の知財業務フローに合わせて、最適なAIツールやエージェントを選定・構築するための設計図。
セミナープログラム
1. はじめに:IPLを「分析」から「戦略創造」へ転換する意義
2. AIエージェントがもたらすパラダイムシフト
2.1 生成AIと自律型AIエージェントの基礎
2.2 従来型IPLの限界とAIによる拡張(網羅性・客観性・スピード)
2.3 主要AIエージェント紹介(例:ChatGPT Agent)
3. AI時代の戦略的IPLワークフロー
3.1 事業戦略起点のテーマ設定の重要性
3.2 人×AIの協業モデル
4. ケーススタディで学ぶ戦略的IPLプロセス
4.1 ケース1:競合他社の動向分析
4.2 ケース2:後発企業が先発企業に勝つ「勝ち筋」の発見
4.3 ケース3:新規事業のためのホワイトスペース探索
4.4 ケース4:M&Aのための技術デューデリジェンス
4.5 ケース5:経営層へのレポーティング
5. 導入のための要点とまとめ
5.1 明日から始めるための3つのステップ
5.2 最低限知っておくべき法的・倫理的留意点
5.3 まとめ:AIと共創する未来の知財戦略
Q&A
セミナー講師
よろず知財戦略コンサルティング 代表 萬 秀憲 先生
医学博士
花王(株)にて医薬部外品、化粧品等の商品開発に従事。大王製紙(株)にて家庭紙製品の商品開発に従事、知的財産部門を立上げ、執行役員知的財産部長などを務めた。退職後、よろず知財戦略コンサルティング代表、現在に至る。
日本知的財産協会 特許委員会小委員長,ライセンス委員会委員、紙パルプ技術協会特許委員会委員、ナノセルロースフォーラム知財戦略ワーキンググループ委員などを歴任。
社内の通常業務として審査官、審判官との面接審査を多数実施すると共に、特許庁審判官、審査官らと下記のような様々な交流を行った。
・2005年~2019年、大王製紙(株)において、会社と特許庁審査部との意見交換会を毎年実施。
・2006年~2019年、紙パルプ技術協会特許委員会へ参加し、業界と特許庁との意見交換会、特許セミナー等を毎年実施。
・2010年~2012年、日本知的財産協会特許委員会と特許庁、裁判所との意見交換会に参加。同委員会からの派遣で、特許庁審査官の中堅研修、特許庁審判部「審判実務者研究会」(当初は「進歩性検討会」)等に参加。
・2021年から、知財ガバナンス研究会サポーター(知財・無形資産専門調査・コンサルティング会社等分科会メンバー、知財・無形資産経営分科会アドバイザー)
・2021年から、知財AI活用研究会に参加(R&D知財AIシステムDeskbeeを利用したSDI調査の有用性検討、ChatGPT検討)
著作
「適正な知財コストの考え方と権利化、維持、放棄の決め方」(分担執筆;第5章 保有特許の価値評価、ポートフォリオ管理と適正な知財コストの考え方◇第1節 適正な知財投資の考え方と保有特許の価値評価、ポートフォリオ管理の仕方)、株式会社技術情報協会、2024
「研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方」(分担執筆;第5章 R&D部門と知財部との連携によるスムーズなテーマ推進、権利化の取り組み◇第1節 研究開発部門、知財部門の連携によるR&Dテーマの発掘)、株式会社技術情報協会、2022
「費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方」(分担執筆;第6章 外国特許出願/ノウハウ秘匿の選択基準 第1節 外国への特許出願/ノウハウ保護のメリットとデメリット)、株式会社技術情報協会、2022 など多数
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト:PDF資料(受講料に含む)
受講料
49,500円(税込)/人





