AI/HPC時代に求められる先端半導体パッケージングの構造設計・要素技術最前線~材料・実装プロセス・熱/応力設計と国際標準化の動向~

チップレット/異種集積パッケージの構造設計に関する最新動向と課題を理解!
AI・生成AI/HPCが求める半導体パッケージ性能要件とは?

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    セミナー趣旨

      AI・HPC需要の拡大に伴い、半導体パッケージはチップレット化・3次元実装化が急速に進展している。こうした複雑な構造の信頼性確保には、材料・実装プロセス・熱/応力設計を統合した「構造設計技術」と標準化が不可欠である。本講演では、先端パッケージの最新動向を概観するとともに、ガラス基板・RDL・マイクロビアなど重要要素技術、国際標準化(JEITA・IEC・IPC等)の現状と課題や、最近見えてきた新潮流について解説する。

    必要な予備知識

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・IEEE Heterogeneous Integration Roadmap (HIR) 
    ・IEC/SC47D国際規格
    ・JEITA・IPCの試験規格・デザインガイド
    ・経済産業省「半導体・デジタル産業戦略」

    習得できる知識

    ・チップレット/異種集積パッケージの構造設計に関する最新動向と課題を理解できる
    ・ガラス基板や再配線層(RDL)など次世代材料技術の開発方向を把握できる
    ・JEITA・IEC・IPCなどにおける標準化動向と国際連携の実態を理解できる
    ・今後の実装・評価基準の方向性や業界のロードマップを俯瞰できる

    セミナープログラム

    1. 導入:半導体パッケージングの地殻変動
     (1) チップレット化・異種集積化の流れ
     (2) AI/HPC需要によるパッケージ革命の背景
     (3) 「なぜいま構造設計と標準化が重要なのか」
    2. 先端パッケージングの動向
     (1) CoWoS、Foveros、InFO、Fan-out等の最新構造比較
     (2) EU・米・日・韓・台の主要プロジェクト動向(例:Chiplet Hub, HIR, APECS)
     (3) パッケージが“設計主導型”に移行している潮流
    3. 構造設計の要素技術と課題
     (1) 材料技術:
      ・ABF
      ・ガラス基板
      ・RDL
      ・Cu微細配線
     (2) 実装プロセス:
      ・再配線形成
      ・マイクロビア形成
      ・低温接合など
     (3) 設計
      ・信頼性・熱応力・電気設計の統合
    4. AI/HPCのための半導体パッケージング高機能化
     (1) AI/HPCが要求するパッケージ性能要件
      ・チップレット編
      ・3D積層編
     (2) 熱設計の高機能化と課題
    5. 評価基準などの国際標準化動向と今後
     (1) JEITA・IEC・IPC・JEDECの関連動向と位置づけ
     (2) 「チップレット新評価基準PG」や「ウィークマイクロビア課題研究会」などの活動例
     (3) IEC/SC47D, TC40、TC91とのリエゾン構造と標準化の狙い
     (4) 評価法(繰返しリフロー・周期加熱法など)と測定基準化
     (5) 今後のアクションの方向性


    *途中、小休憩を挟みます。

    セミナー講師

     大阪大学 産業科学研究所 フレキシブル3D実装協働研究所 特任研究員   吉田 浩芳 氏

    ■ご経歴
    1984年 上智大学 理工学部 物理学科 卒業
    1984年 パナソニック入社 半導体後工程技術部門に配属
    2007年 IEC SC47D(半導体パッケージング)の国際幹事に就任
    2020年 Nuvoton Technology Corporation Japanへ社名変更
        (Nuvoton Technology Corporationに事業買収)
         入社以来、長年、半導体プロセス・後工程の開発・技術に従事
    2020年 定年退職後 大阪大学産業科学研究所フレキシブル3D実装協働研究所研究員兼務
    2025年 Nuvoton Technology Corporation Japan退職。大阪大学の方は継続。
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    半導体パッケージング技術とその(国際)標準化、
    近年は、先端半導体用パッケージ基板の信頼性評価技術、故障解析技術についてもリサーチ
    ■本テーマ関連学協会でのご活動
    JEITA 半導体構造設計サブコミッティ(旧パッケージ技術委員会)で40年以上にわたり
    エキスパートとして規格づくりに従事。その他、JIEP、JPCAの技術委員会に所属。

    セミナー受講料

    【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

    【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

    *学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    46,200円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

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    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

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    半導体技術

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