事業化の最新動向と企業の参入ポイントを徹底解説
~廃食油・バイオエタノール・木質ガス化によるSAF/合成燃料技術~
セミナー趣旨
世界的にカーボンニュートラル燃料の導入が始まっている。現在最も安価な原料は廃食油である。続いてバイオエタノール、木材のガス化合成ガスからのFT合成による燃料の製造である。これらの技術開発動向を分かりやすく詳説する。
セミナープログラム
1. バイオマス原料合成燃料
2. 廃食油から燃料の製法
(1) HVO (水素化油脂) ディーゼル燃料
(2) 廃食油から航空燃料
① 製法
② Ecofining (UOP)
③ Hydroflex (Topsoe)
④ Vegan (Axens)
⑤ ISOTERRA (Chevron) 他
3. バイオエタノールからSAF
(1) バイオエタノール
(2) ETG (エタノールからガソリン)
(3) ETD (エタノールからディーゼル)
(4) ETJ (エタノールから航空燃料)
4. 木材から燃料の製造
(1) 木材の熱分解油
(2) 木材のガス化合成ガスから航空燃料
① 米国
② 欧州
5. 都市ゴミからSAF
6. 国内動向
7. 関連質疑応答
8. 名刺交換・交流会
通常交流の難しい講師及び受講者間での名刺交換・交流会で人脈を広げ、事業拡大にお役立ていただいております。
セミナー講師
アイシーラボ
ICLabo
代表
室井 髙城 氏
1968年 福島高専工業化学科卒
1968年 住友金属鉱山入社, エヌイー・ケムキャット 約40年
カスタム触媒の開発
石油化学, 石油精製, 自動車触媒
ファインケミカル, 均一系触媒
ゼオライト触媒, 燃料電池触媒
ポリオレフィン重合触媒
貴金属回収精製
2005年 執行役員
2006年 触媒学会副会長
2007年 神奈川大学非常勤講師
2008年 BASF主席顧問 早稲田大学招聘研究員
2009年 日本ガス合成 執行役員
2014年 NEDDO イノベーションセンター 環境, 化学ユニット フェロー
主な著書
2003年「工業貴金属触媒」JITE社
2005年 触媒学会功績賞
2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」S&T社
2010年「エネルギー触媒技術」監修 S&T社
2013年「新しいプロピレン製造プロセス」監修 S&T出版
2013年「工業触媒の最新動向」CMC出版
2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版
2014年「シェールガス革命 “第二の衝撃”」日刊工業新聞社
2017年「触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略」シーエムシー・リサーチ
2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ
2020年「触媒からみる二酸化炭素削減対策2020」シーエムシー・リサーチ
2021年「触媒からみる炭素循環(カーボンリサイクル)技術2021」シーエムシー・リサーチ
2022年「カーボンニュートラルを目指す最新の触媒技術」シーエムシー・リサーチ
2022年「カーボンニュートラルのためのグリーン燃料と化学品」シーエムシー・リサーチ
2023年「グリーン燃料とグリーン化学品製造」サイエンス&テクノロジー
2025年「廃プラスチックのケミカルリサイクル」サイエンス&テクノロジー
セミナー受講料
1名:37,680円(税込) 2名以降:32,680円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
※地方公共団体ご所属の方は、2名まで11,000円(税込)
但し、会場受講またはライブ配信受講限定。2名様の受講形態は同一でお願いいたします。
※システムの仕様上、お申込み画面では通常料金が表示されます。割引適用後の受講料は、ご請求書にてご確認ください。
受講について
【会場またはライブ配信受講】
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
【アーカイブ配信受講】
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
受講料
37,680円(税込)/人
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