AIデータセンターの熱・電力課題と冷却・排熱・省エネ技術の最前線

─ 推論AI時代のサーバ廃熱技術(空冷・水冷) ─
─ ハイパースケーラが採用する排熱ハイブリッドシステムとは ─

 推論AI時代、GPUサーバの高密度化・高発熱化に対応すべく、
 AIデータセンターは従来の空冷冷却から水冷廃熱方式へ!

GPU時代に不可欠な、水冷・DLC(直接液冷)・ドライクーラー・ハイブリッド廃熱システムなど、
ハイパースケーラーが採用する最新の廃熱システムを交えながら、課題・対策・今後の展望を解説します。

キーワード:高性能サーバ、高密度実装、省エネデータセンター、水冷、ドライクーラー


 日時

【Live配信受講】  2026年1月23日(金)13:00~16:30(見逃し配信:2026年1月26日(月)PM~1月30日(金)まで)

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

     生成AIに加えて推論AIが急速に普及する中、AIを支える最新のデータセンターでは、GPUサーバの高発熱化に伴い、電力消費と熱負荷が急増し、従来の空冷冷却方式では対応が難しくなり、水冷廃熱方式に移行している。本来、装置やサーバでは冷却は不要であり、いかに電力を使わず廃熱するか?が重要です。
     本講演では、GPU時代に不可欠となる水冷・DLC(直接液冷)・ドライクーラー・ハイブリッド廃熱システムなど、ハイパースケーラーが採用する最新の廃熱アーキテクチャを取り上げ、PUE/pPUE、OCP・MGXの直流化、高温運用などの省エネ・高効率化手法を、国内外の実例を交えて解説します。急速に高密度化が進むAIデータセンターにおいて求められる技術動向を整理するとともに、課題と対策技術、今後の展望を解説します。

    受講対象・レベル

    高性能サーバの設置・運用技術を必要とするエンジニア

    習得できる知識

    新型高密度データセンターの設計技術

    セミナープログラム

    1部:データセンターと熱処理
     1.1 サーバー種類とラック電力の進化
     1.2 冷却方式の比較(空冷 vs DLC)
     1.3 水冷(CDU、冷却リアドア、InRow空調機)の基本と限界
     1.4  PUE/pPUEの基礎と重要性
     
    2部:次世代データセンタと廃熱・冷却・省エネ技術
     2.1 データセンタの課題・トレンド変化
     2.2 MS・Meta・CoreWeave 他ハイパースケーラーとデータセンタ動向
      ・GPUサーバの実装難易度(冷却・廃熱の限界)
     2.3 空冷の限界と水冷・DLC(直接液冷)技術の最前線
      ・空冷限界(10kVA超)とCFD(流体解析)
      ・ホットウォータークーリングによる廃熱
      ・冷却付帯設備と技術
      ・冷水チラー/ クーリングタワー密閉式/ドライクーラ/ハイブリッドクーラ
     2.4 設置場所と省エネ性能・効率
     2.5 室内構造と省エネ性能・効率
     
    3部:高密度データセンター対応技術
     3.1 最新GPUラックの電力規模(100〜600kW)
     3.2 NVIDIA MGX対応サーバ・NVLモデルに見る「高密度ラックスケール」
     3.3 古い設計DCへのGPUゾーン導入事例
     3.4 CFD解析による改善設計
     3.5 大規模事例(ABCI、LRZ、Meta、Google)
     
      □質疑応答□

    セミナー講師

    (株)LXスタイル
    代表取締役 杉田 正 氏

    【ご専門】省エネデータセンターアーキテクト

    (国研)産総研 情報・人間工学領域テクニカルスタッフとして従事(2024年3月まで)し、世界一DLC省エネスパコン構築メンバ。空冷式省エネ世界一も2016年に構築。東京大学JDCC/GUTP次世代データセンター勉強会世話役メンバとして9年従事。

    セミナー受講料

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    (備考)※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
        ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。


     

    受講料

    49,500円(税込)/人

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    開催日時


    13:00

    受講料

    49,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    ハードウェア   サーバー技術   電力技術

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