分散性・安定性の評価とレオロジー測定を活かした処方設計の進め方
【アーカイブ配信:1/30~2/6】での受講もお選びいただけます。期間中何度でも視聴できます
「LIVE配信」と「アーカイブ配信」は別途のお申込が必要です。予めご了承ください。
セミナー趣旨
微粒子粉体は、その大きな表面積のため、通常の粉体に比べ表面自由エネルギーが大きく凝集しやすい素材です。また、電子顕微鏡などの高度な分析機器を用いない限り観察することができず、粉体単独での評価が非常に難しいとされています。
本セミナーでは、微粒子粉体を溶媒に分散した分散系として扱い、その特徴を分散性と分散安定性に分けて評価する方法を解説します。またどんなサンプルでも評価可能な、分散系へのレオロジー測定・解析の応用についても紹介します。さらに、化粧品製剤へ応用する際の注意点や実施例についても触れる内容となっています。
受講対象・レベル
・粉体を含む化粧品に興味のある方
必要な予備知識
・予備知識はなくても、興味とやる気があれば問題ありません
習得できる知識
・化粧品用粉体、特に微粒子粉体の種類、特徴、用途
・粉体分散系でのレオロジー解析の応用技術
・サンケア製品を中心とした粉体配合化粧品の特徴
セミナープログラム
1. 化粧品用粉体の特徴とその用途
・ファンデーション用粉体;体質顔料、白色顔料など
・サンケア製品用粉体;微粒子粉体
2. 微粒子粉体の配合目的および使用時の注意点
3. 微粒子粉体の分散性および分散安定性の評価
・分散性と分散安定性の違い
・分散性の評価
・分散安定性の評価
4. レオロジー解析を用いた分散系の評価
・レオロジー解析のメリット
・レオロジー解析からわかること
5. 化粧品製剤への粉体技術の応用
・製造プロセスの重要性
・感触を重視した製剤の開発
キーワード:
微粒子粉体,分散性評価,分散安定性,レオロジー解析,化粧品製剤,サンケア製品,粉体技術
セミナー講師
那須技術士事務所 那須 昭夫 氏
【略歴、活動】
・㈱資生堂(1986-2024);主に粉体製品の基礎研究、応用プロセス開発に従事
退職後、技術士として活動中
・長岡技術科学大学 客員教授(2018~2021)
・東京工業大学 非常勤講師(2020~2021)
・日本レオロジー学会 理事(2015~2019)、副会長(2019~2021)、監事(2021~2023)
・日本レオロジー学会 サイコレオロジー研究会 主査(2016~2025)
・日本化粧品技術者会(SCCJ) 優秀論文賞(1993年度)
・日本レオロジー学会 技術賞(2006年度)
・化学工学会 粒子・流体プロセス部会 技術賞(2012年度)
・粉体工学会 技術賞(2014年度)
・技術士(2023;化学分野)
【ご専門】
微粒子粉体工学、レオロジー、プロセス開発
【学位】
博士(工学)
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
49,500円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化粧品・医薬部外品技術 化学技術一般
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
49,500円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化粧品・医薬部外品技術 化学技術一般関連セミナー
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