セミナー趣旨
近年、ChatGPT・Copilot・Geminiなどの汎用生成AIが急速に普及し、知財実務にも本格的に導入され始めています。しかし、市販の「AI特許支援システム」との違いを理解しないまま導入しても、期待した効果が得られないケースも少なくありません。
本セミナーでは、特許出願・中間処理等の現場で生成AIを活用してきた講師が、汎用AIを使って実務をどう変革できるのかをデモンストレーションを交えて具体的に解説します。単なる効率化にとどまらず、「従来の弁理士では書けない高品質な明細書作成」や「発明の本質を引き出すプロンプト設計」など、知財業務の質を高める実践的手法を紹介します。
また、「どのAIを導入すべきか」「弁理士への依頼やチェックをどう変えるべきか」といった、生成AI時代の発注側視点も含めて掘り下げます。
明日から社内で実践できるノウハウを得られる3時間です。
受講対象・レベル
生成AIを業務に活かしたい知的財産部門の方など
セミナープログラム
1.はじめに
 ①なぜ生成AIが知財業務に不可欠なのか
 ②特許業界の構造的課題と企業の役割
2.汎用生成AI(ChatGPT,Copilot,Gemini)と市販AIシステムの違い
 ①機能比較と活用領域の違い
 ②知財部門での活用実態と評価
 ③情報流出リスクと対策
3.汎用生成AI活用で進化する知財業務① ~ブレスト・調査・クレーム~
 ①発明アイデアのブレインストーミング支援
 ②分類・キーワードによる特許調査支援
 ③クレーム作成の実践例
4.汎用生成AI活用で進化する知財業務② ~明細書・中間処理~
 ①明細書構成案の生成と書き方サポート
 ②中間処理(補正書・意見書)のドラフト支援
 ③クレームへの反映
 ④プロンプト設計の注意点と限界
5.AI時代の弁理士との新しい協働関係
 ①弁理士に発注する視点の再構築
 ②翻訳しやすい文章信仰の終焉
 ③生成AI時代の発注チェックリスト
6.AIが審査する時代に求められる明細書とは
 ①近未来、AIが審査する時代の到来
 ②AIが読みやすい構造とは何か
 ③企業と事務所に求められる“過去の慣習の見直し”
7.まとめ・Q&A
 ①明日からできるAI活用の一歩
 ②社内展開と事務所活用のヒント
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
たかやま特許商標事務所所長 弁理士
高山嘉成 氏
山形大学理学部数学科卒。2004年12月 弁理士登録。2005年にたかやま特許商標事務所を開業。中小企業の特許戦略支援を中心に、明細書作成から審判・訴訟対応まで幅広く担当。2021年から白馬村に本店を移し、完全テレワーク体制を構築。生成AIを用いた知財業務改革を実践し、ChatGPTを活用した発明ブレスト、特許調査、クレーム作成、中間処理において先進的なモデルを多数提示。2025年は生成AIを活用した知財DXに関する講演・セミナー登壇が相次ぎ、AI時代の知財実務を提言している。
セミナー受講料
1名につき 
会員 38,500円(本体 35,000円)  一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
受講料
41,800円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
知的財産マネジメント一般 デジタル情報管理 AI(人工知能)前に見たセミナー
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
知的財産マネジメント一般 デジタル情報管理 AI(人工知能)関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る- 
    
AIによる知財戦略はどこまで進化する?分析の高度化と未来像
【目次】 「競合他社の特許出願状況を、もっと早く正確に把握できないか?」 「膨大な技術文献から、自社の次の研究開発テーマのヒン... - 
    
AIの無断学習とは?クリエイターの著作権は守られるのか【日米欧の法規制を比較解説】
【目次】 近年、目覚ましい発展を遂げているAI技術は、私たちの生活や働き方を根底から変えつつあります。中でも、テキストや画像を生成す... - 
    
生成AIで知財が変わる!企業成長を加速する戦略的活用術とは
【目次】 近年、技術革新の波はかつてない速さで押し寄せ、ビジネス環境を大きく変容させています。その中でも特に注目を集めるのが、生成A... - 
    
光インターコネクトが拓く未来、AI時代のデータ爆発を解決するCPO・シリコンフォトニクスとは
【目次】 生成AIの急速な進化や、あらゆるモノがネットに繋がるIoT社会の到来により、世界のデータ量は2年ごとに倍増するとも言われて... 
                    
                                            

                
                    
                
                




