★2026年1月26日WEBでオンライン開講。北海道大学 能村氏が、【再生可能エネルギー安定利用×省エネルギーに資する蓄熱技術】について解説する講座です。
■注目ポイント
★【蓄熱技術】開発の最前線と導入や開発に向けたポイントを材料からシステム設計の観点から詳論!
セミナー趣旨
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★再生可能エネルギーの導入が進む中、太陽光や風力などの変動性再生可能エネルギー(VRE)を安定的に活用するための技術として、蓄熱技術が改めて注目されています。
※変動性再生可能エネルギー(VRE)とは、発電量が天候や時間帯など自然条件によって大きく変動する再生可能エネルギーのことを指します。
★第七次エネルギー基本計画に重要性が明記されるなど、「蓄熱」に新たなムーブメントが起こっています。
■注目ポイント
★VREを一旦熱に変換して蓄え必要に応じて電力へ再変換する「カルノーバッテリー(蓄熱発電)」や蓄えた熱をそのまま産業用途に活用する「Power to Heat技術」について解説!
★季節をまたいだ長期ストレージを可能にする季節間蓄熱技術について基礎から応用まで幅広く解説!
【講演主旨】
再生可能エネルギーの導入が進む中、太陽光や風力などの**変動性再生可能エネルギー(VRE)**を安定的に活用するための技術として、蓄熱技術が改めて注目されています。本セミナーでは、VREを一旦熱に変換して蓄え、必要に応じて電力へ再変換するカルノーバッテリー(蓄熱発電)や、蓄えた熱をそのまま産業用途に活用するPower to Heat技術、さらに季節をまたいだ長期ストレージを可能にする季節間蓄熱技術について、基礎から応用まで幅広く解説します。
習得できる知識
・蓄熱材料の開発動向
・蓄熱デバイスの開発動向
・蓄熱システムの開発動向
・蓄エネ技術としての蓄熱発電・カルノーバッテリー、Power to Heat技術、季節間蓄熱の最新開発状況
セミナープログラム
【プログラム】
1.蓄熱技術の必要性
1.1 産業排熱回収における中温蓄熱技術の必要性
1.2 蓄エネルギーシステムの新たなオプションとしての蓄熱技術
2.蓄熱技術の種類と主要な蓄熱材料の開発状況
2.1 液体顕熱蓄熱技術
2.2 固体顕熱蓄熱技術
2.3 潜熱蓄熱技術
2.4 化学蓄熱・ケミカルヒートポンプ技術
3.カルノーバッテリーおよびPower to Heat技術の基礎
3.1 カルノーバッテリーの原理
3.2 カルノーバッテリーの分類
3.2.1 ランキンバッテリー
3.2.2 ブレイトンバッテリー
3.2.3 蓄熱発電
3.3 世界のカルノーバッテリーの開発状況
3.3.1 ランキンバッテリー
3.3.2 ブレイトンバッテリー
3.3.3 蓄熱発電
3.3.4 開発の方向性
3.4 カルノーバッテリーおよびPower to Heatに関連する各種蓄熱技術の開発状況
4.季節間蓄熱技術の基礎
5.固体顕熱/潜熱蓄熱ハイブリッド材料の特性とその応用
5.1 潜熱蓄熱材料としての金属・合金の可能性
5.2 潜熱蓄熱材のカプセル化技術の必要性とその課題
5.3固体顕熱/潜熱蓄熱ハイブリッド材料
5.3.1 製造法
5.3.2 蓄熱性能
5.3.3 種類および作動温度のラインナップ
5.4固体顕熱/潜熱蓄熱ハイブリッド材料を用いた中高温蓄熱システムの設計
【質疑応答】
【キーワード】
再生可能エネルギー;蓄エネルギー;省エネルギー;排熱回収;蓄熱;熱利用
【講演のポイント】
第七次エネルギー基本計画に重要性が明記されるなど、「蓄熱」に新たなムーブメントが起こっています。
本講演ではその開発の最前線と、導入や開発に向けたポイントを材料からシステム設計の観点から詳論します。
セミナー講師
北海道大学 大学院工学研究院 能村 貴宏 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
45,100円(税込)/人
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