★第一人者の名古屋大学 伊東氏が、【導電性高分子のドーピング方法・キャリア伝導機構の最新動向と電極材料・熱電素子応用への展望】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ドーピングによって現れる電荷キャリアとドーピング方法の基礎にはじまり、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み、導電性高分子の電極材料・熱電素子応用への展望について解説!
セミナー趣旨
導電性高分子は、軽くて安価、しかもフレキシブルな電子材料としてIoTデバイスへの応用が期待され、その電気が流れる仕組みに注目が集まっています。一方で、高分子薄膜は、高分子鎖が配向した結晶領域と、それを取り囲む乱れた部分が入り混じった複雑な構造をしており、電気伝導の理解は簡単ではありません。
本セミナーでは、まずドーピングによってどのように電荷キャリアが生まれるか、その導入方法の基礎を紹介します。さらに、ドーピング量の変化によってどのように電気の流れ方が変わるのか、そして導電性を高めるための最新の研究動向を解説します。最後に、電極材料や熱電変換デバイスへの応用など、実用化への展望について述べます。
習得できる知識
・導電性高分子のドーピング方法
・導電性高分子薄膜の電気伝導機構
・導電性高分子の高導電化の方法
・導電性高分子の熱電素子
セミナープログラム
1.導電性高分子とは 2.ドーピングによって発生する電荷キャリア3.ドーピングの方法
3.1 化学ドーピング
3.2 電気化学ドーピング
3.3 ドーパント量の決定
5.キャリア伝導機構
5.1 電気伝導の基礎
5.2 最近接ホッピング
5.3 可変領域ホッピング
5.4 金属的伝導
5.5 弱局在伝導
7.応用技術
7.1 半導体材料
7.2 電極材料
7.3 熱電素子
【質疑応答】
セミナー講師
名古屋大学 大学院工学研究科応用物理学専攻 / 准教授 伊東 裕 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
45,100円(税込)/人
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