
★2026年1月28日WEBでオンライン開講第一人者の名古屋大学 伊東氏が、【導電性高分子のドーピング方法、キャリア伝導機構の最新動向と導電特性向上の取り組みおよび電極材料・熱電素子応用への展望】について解説する講座です。
■注目ポイント
★ドーピングによって現れる電荷キャリアとドーピング方法の基礎にはじまり、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組み、導電性高分子の電極材料・熱電素子応用への展望について解説!
セミナー趣旨
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、その伝導メカニズムに関心が集まっています。
★しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導の理解が困難です。
■注目ポイント
★ドーピングによって現れる電荷キャリアとドーピング方法の基礎を説明!
★ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組みについて解説!
★導電性高分子の電極材料・熱電素子応用への展望とは!?
【講演主旨】
導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、その伝導メカニズムに関心が集まっています。しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導の理解が困難です。
本セミナーでは、まずドーピングによって現れる電荷キャリアとドーピング方法の基礎を説明します。そして、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構と導電特性向上に向けた取り組みについて解説し、さらに電極材料・熱電素子応用への展望について述べます。
習得できる知識
・導電性高分子のドーピング方法
・導電性高分子薄膜の電気伝導機構
・導電性高分子の高導電化の方法
・導電性高分子の熱電素子
セミナープログラム
【プログラム】
1.導電性高分子とは
2.ドーピングによって発生する電荷キャリア
3.ドーピングの方法
3.1 化学ドーピング
3.2 電気化学ドーピング
3.3 ドーパント量の決定
4.導電性高分子薄膜の構造
5.キャリア伝導機構
5.1 電気伝導の基礎
5.2 最近接ホッピング
5.3 可変領域ホッピング
5.4 金属的伝導
5.5 弱局在伝導
6.導電特性向上への取り組み
7.応用技術
7.1 半導体材料
7.2 電極材料
7.3 熱電素子
【質疑応答】
セミナー講師
名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 複合系物性工学 / 准教授 伊東 裕 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
45,100円(税込)/人
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