
なぜISOを使うのか?ISO運用は特別なものではなく、日常業務に連動して行うものです
プロセスアプローチとは?コンピュータソフトウェア適用バリデーションでは何をする?大切な基本を押さえ、よくある不明点や誤解を紐解いていきます。
セミナー趣旨
ISO13485:2016の真髄は0章に書かれていること、そしてこのQMSがグローバルの医療機器認証スキームのベースとなっていることを理解する。
更にリスクマネジメントとQMSは相互作用する、組織には不可欠なものであることが理解できると、「なぜISOを使うのか」が理解でき、ISO業務と日常業務は別ものではないことに気付けることと思います。
そのうえで、巷にあふれているプロセスアプローチやコンピュータソフトウェアの適用バリデーションの不明点や誤解点を紐解いていきます。
習得できる知識
・グローバルな医療機器認証スキームの概要を理解できる
・品質マネジメントシステムの本質を理解できる
・プロセスアプローチの本質を理解できる
・コンピュータソフトウェアの適用バリデーションの意味を理解できる
・リスクベースのQMSとはどういうことかを理解できる
・リスクマネジメントと設計開発とQMS全体の関連性・連動性を理解できる
・ISOの運用と日常業務は乖離していないことを理解できる
セミナープログラム
講演内容 | ISO13485 主な要求事項 | 時間(目安) |
---|---|---|
ISO13485/QMSと医療機器規制の関係 | GHFTからIMDRFへ | 10:30 - 11:00 |
ISO13485/QMSの本質とプロセスアプローチ (プロセスアプローチって何?!) |
0章、4.1、8.2.5 | 11:00 - 12:00 |
昼食 | 12:00 - 13:00 | |
コンピュータソフトウェアの適用のバリデーションでは何をする? | 4.1.6、7.5.6、7.6 | 13:00 - 14:00 |
リスクマネジメントの文書化されたプロセスって何? | 6、7.1、7章 | 14:00 - 14:30 |
休憩 | 14:30 - 14:45 | |
リスクマネジメントと設計開発の関係性は? | 7.1、7.2.1、7.3 | 14:45 - 15:45 |
ISO13485/QMSは リスクマネジメントです。 | 4.1、6、7.1、7.3.3、7.3.4、7.4、7.5、8.4、8.5.3 | 15:45 - 16:30 |
End of the Day |
*途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
■講演中のキーワード
医療機器法規制、医療機器認証、GHTF、IMDRF、QMS、ISO13485、プロセスアプローチ、プロセスターゲット、
コンピュータソフトウェアの適用バリデーション、リスクマネジメント、設計開発、予防処置、品質マネジメントシステム
セミナー講師
新海医療機器アカデミー合同会社 代表社員 新海 輝夫 氏
■ご経歴
・東京理科大学 工学部 工業化学科卒
・アイテック株式会社:メディカル・エンジニアとしてイラク共和国サダムフセイン総合病院に2年半勤務。
・USA InVitro International社: 動物実験代替法として設計開発製造された
生体適合性試験キットの技術コンサルタントとして7年間勤務する。
・TUV SUD Japan: 欧州Notified BodyであるTUV SUDでTechnical File/QMS/滅菌の審査を13年間担当する、
TUV SUD Japan非能動医療機器審査部部長も5年間兼務する。
・BSI Group Japan: 2011年よりBSI (同じく欧州Notified Body)でQMS審査員として審査する傍ら、
ISO13485 JRCA認定主任審査員資格取得コースをはじめ、
医療機器トレーニング・セミナー講師(13485/14971/MDR/IVDR)も行う。
・BSI Japan 執行役員を務めたのち、2018年よりBSI Asia Pacific Commercial Operations Directorを務めて
2024年6月にBSIを退職する。
・これまでの ISO13485、MDDの 審査実績は、1000件を超える。
■ご専門および得意な分野・ご研究
・品質マネジメントシステム(ISO13485/MDSAP/QMSR)、MDR/IVDR/UKCA等に基づく医療機器認証スキーム
・リスクマネジメント(ISO14971)に基づくQMSを活用した医療機器の設計開発及び製品実現プロセスの考え方
・医療機器ファイル(STED, Technical Documentation)の考え方
・医療組織の品質マネジメントシステム(ISO7101)
■本テーマ関連学協会でのご活動
・新海医療機器アカデミー合同会社セミナー講師
・BSIジャパン教育事業部契約講師
・2024 韓国KIMES MDR/IVDR BSI seminar tutor
・2023/2024 旭・デュポンフラッシュスパンプロダクツ株式会社主催セミナー講師
・2024/2025 日本臨床検査薬協会QMS委員会勉強会講師
・2021 日本QA研究会(JSQA)GCP部会QMSと臨床評価関講師
セミナー受講料
1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
受講料
50,600円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
50,600円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) リスクマネジメント前に見たセミナー
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開催日時
10:30 ~
受講料
50,600円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) リスクマネジメント関連セミナー
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