高分子架橋の基礎から、架橋密度の評価技術、物性制御まで解説し、
近年注目されている新しい特殊架橋反応についてもご紹介!

セミナー講師

日本大学 生産工学部 応用分子化学科(研究所) 教授 工学博士 原口 和敏 氏

ご専門
 高分子物性、複合材料、機能性ゲル

学協会
 高分子学会、日本化学会、米国化学会、日本ゴム協会、日本粘土学会、他

セミナー受講料

49,500円(税込・資料付)
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セミナー趣旨

 高分子は未架橋高分子と架橋型高分子に分けられる。架橋型高分子には熱、光、放射線等により
架橋される多くの高分子、熱(光)硬化性樹脂、ゴム、エラストマー、ヒドロゲルなどがあり、
多様性に富んでいる。ここでは、高分子の架橋反応とそのメカニズムについての基礎、
および構造、物性について概説すると共に、架橋密度の評価技術および物性制御について
解説します。また、近年、注目されている新しい特殊架橋反応についても紹介します。
 

習得できる知識

・高分子架橋反応の基礎-架橋反応の種類と架橋理論
・多様な高分子架橋材料とその特性
・架橋密度評価および物性制御 など
 

セミナープログラム

1.高分子の架橋反応とメカニズム
  (1)三次元網目の形成理論
    A.三次元網目形成(ゲル化)
    B.網目形成による物性変化
  (2)架橋反応と架橋構造
    A.化学架橋
     ・共有結合
    B.物理架橋
     ・水素結合
     ・イオン結合
     ・ヘリックス
      他
    C.特殊架橋
     ・可逆的架橋
     ・可動型架橋
     ・クレイ架橋
      他
  (3)架橋高分子材料の種類とその特性
    A.化学架橋により得られる高分子材料
     ・熱硬化性樹脂
     ・光硬化性樹脂
     ・放射線/プラズマ架橋樹脂
     ・高分子ゲル
    B.加硫により得られる高分子材料
     ・ゴム(加硫、シラン架橋)
    C.物理架橋により得られる高分子材料
     ・熱可塑性エラストマー
     ・高分子ゲル
  (4)高分子における特殊架橋反応
     ・可逆的架橋反応
     ・分子認識型架橋
     ・動的架橋
     ・可動性架橋-ロタキサン結合-
     ・無機クレイ架橋
     ・その他

2.架橋構造・架橋密度の測定・評価法
  (1)流動性測定
     ・メルトフロー
  (2)力学測定
     ・動的粘弾性
     ・延伸・圧縮試験
  (3)膨潤度測定
     ・膨潤試験
     ・膨潤に影響する因子
  (4)熱分析・他
     ・DSC測定(ガラス転移温度)
     ・パルス法NMR

3.架橋高分子の物性制御法
  (1)耐熱性
  (2)機械的性質
  (3)光学的性質
  (4)表面物性