
排出量取引制度、証書・クレジット制度(クリーン燃料証書制度等)を踏まえ
開催日時 2025年10月06日(月) 13:30 - 16:30
セミナー趣旨
バイオ燃料と、水素・アンモニア、合成燃料等(総称して以下「水素等」といいます。)は、脱炭素社会の実現に向けて必要不可欠のものとして、その利活用が推進されています。排出量取引制度が2026年度から本格的に導入されることから、この動きはさらに加速すると考えられます。
本セミナーでは、バイオ燃料と水素等の現状、方向性及び法制度について説明するとともに、排出量取引制度や、クリーン燃料証書制度を含む証書・クレジット制度について解説します。
セミナープログラム
1.バイオ燃料の現状と方向性、法制度
(1) バイオエタノール
(2) バイオディーゼル燃料
(3) SAF(持続可能な航空燃料)
2.水素等の現状と方向性、法制度
(1) 水素、アンモニア
(2) 合成メタン
(3) 合成燃料
3.排出量取引制度
(1) EU-ETS
(2) 日本のGX-ETS
4.証書・クレジット(クリーン燃料証書制度を含む)
セミナー講師
TMI総合法律事務所
パートナー・弁護士
深津 功二 氏
1988年東京大学法学部卒業、11年の社会人生活を経て、2004年弁護士登録、07年よりTMI総合法律事務所勤務。2014年1月パートナー就任。
主な業務分野は、再生可能エネルギープロジェクト、プロジェクトファイナンス等の金融全般、エネルギー関連案件等。
主な著書・論文は、「再生可能エネルギーの法と実務」(民事法研究会、2013)、「再生可能エネルギー発電事業のM&A」(電気新聞2017年8月22日~28日)、"Offshore wind power generation in Japan" (Asia Business Law Journal, 12/15/2021)、"Carbon-neutral policies in Japan" (Asia Business Law Journal, 2/8/2022)、「脱炭素に向けての世界の動き、日本の動きと法制度」、「脱炭素への企業等の自主的な取組みとそのメリット」、「再エネ電気の調達と環境価値取引」(いずれも、会社法務A2Z(2023年8月))、「脱炭素に向けての法制度の動向と留意点」(会社法務A2Z(2024年8月)(共著))。
セミナー受講料
1名:37,200円(税込) 2名以降:32,200円(社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
<3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。
受講料
37,200円(税込)/人
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