原薬製造プロセスバリデーション実施方法とスケールアップ、MF登録申請

連続生産も考慮したプロセスバリデーションとMF登録への落とし込み
CTD記載方法、照会事項

本セミナーでは、原薬製造にあたり考慮すべき重要工程パラメータ、
不純物、特に遺伝毒性不純物や生データの取り扱い、
これらのデータを如何に記録しMFに落とし込むべきかを解説する。


開催日時

 【Live配信受講】2025年12月11日(木)  10:30~16:30
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    セミナー趣旨

    原薬製造において品質を担保するうえで重要なことは製造プロセスをいかに効率の良い経済的な製法に仕上げるかにかかっている。実験室レベルからスケールアップして実生産に耐え得る製法に仕上げるためには反応の効率化も重要だが溶媒や触媒の選択、濃縮操作や抽出操作、更には晶析ろ過工程の省略等多面的に検討する必要がある。製法の堅牢性を評価するうえでプロセスバリデーションは重要なポイントとなる。ここが確実に評価できていれば逸脱も押さえられ恒常的生産に結び付く。製造にあたり考慮すべき重要工程パラメータ、不純物、特に遺伝毒性不純物や生データの取り扱い、これらのデータを如何に記録しMFに落とし込みすべきかを連続生産のケースも併せて解説する。

    習得できる知識

    ・GMP・品質保証の基本
    ・スケールアップとプロセス化学の役割
    ・スケールアップを成功させるための具体的な操作性向上の留意点
    ・プロセスバリデーション
    ・不純物・遺伝毒性不純物(特にニトロソアミン類)の適切な取り扱い
    ・ICH Q11/M7に基づく不純物プロファイルの確立。
    ・MF登録申請の具体的なポイント
     

    セミナープログラム

    1.医薬品開発の工程 
     a)新薬開発状況
     b)ジェネリック医薬品の現状
     c)臨床試験工程;PhaseI,PhaseII,PhaseIIIでは何を検討すべきか
     d)製法確立の時期;どの段階までに確立すべきか

    2.スケールアップとプロセス化学
     a)プロセス化学の役割;メリットとは、大量合成を行うための条件
     b)スケールアップの問題点とトラブルシューティング;スケールアップをスムーズに行うための留意点
     c)ラボでの取り組み方
     d)操作性の良いフローシートとは
     e)プロセス開発と製法確立の留意点;品質、コスト、安定性、許容範囲の決め方
     f)重要工程と対策;重要工程パラメータの特定
     g)出発物質の決め方;ICH Q11の考え方、GMP対応
     h)GMPにおける文書
     i)治験薬GMPのポイント
     j)ICHとPIC/S;是正措置と予防措置、サイトマスターファイル
     k)不純物プロファイルの確立と同等性評価;変更管理の重要性と重大な変更管理例
     l)遺伝毒性不純物の取り扱い;ICH Q11,ICH M7;ニトロソアミン類の取り扱い

    3.プロセスバリデーションの重要性
     a)バリデーションとは;ICH Q7対応
     b)バリデーションの歴史
     c)バリデーションルール
     d)バリデーションプロトコール
     e)バリエーションの方針
     f)バリデーションの全体像とマスタープラン作成
     g)バリデーションとベリフィケーション
     h)プロセスバリデーション;予測的プロセスバリデーションと同時的プロセスバリデーション
     i)プロセスバリデーションの手法
     j)プロセスバリデーションの計画
     k)予測的バリデーションの方法
     l)同時的バリデーションの方法
     m)プロセスバリデーションプロトコールの作成と実施
     n)プロセスバリデーション報告書作成
     o)プロセスバリデーション検証項目例
     p)FDAのプロセスバリデーション
     q)バリデーションにおける不備事項
     r)適格性評価とメンテナンス
     s)不備事項例
     t)生データと取り扱い方法
      u)FDA査察とデータインテグリティ

    4.連続生産における品質及び製造管理手法
     a)ICH Q13連続生産について
     b)連続生産の最近の動き
     c)連続生産におけるGMPで考慮すべきポイント
     d)連続生産に関するGMP調査での指摘事項例

    5.MF登録;なぜ必要なのか、どこまで書くべきか
     a)MF制度とは
     b)日本のMF
     c)米国のMF
     d)EUのMF
     f)MFの有効活用、記載内容のポイント

    6.まとめ
     製薬企業の動向
     

    □ 質疑応答 □

    セミナー講師

    医薬研究開発コンサルテイング 代表取締役
    創薬パートナーズ パートナー
    橋本 光紀 氏

    【略歴】
    1966年4月 三共株式会社生産技術研究所入社
    1970年4月~1973年3月 東京工業大学向山光昭教授へ国内留学 理学博士号取得
    1976年9月~1977年8月 M.I.T.Prof.Hecht研へ海外留学
    1977年9月~1978年8月 U.C.I. Prof.Overman研へ海外留学
    1989年8月~1992年2月 国際開発部
    1992年3月~1997年12月 Sankyo Phrma GmbH(ミュンヘン)研究開発担当責任者
    2000年6月~2006年6月 三共化成工業(株)研究開発担当常務取締役
    2006年10月 医薬研究開発コンサルテイング 設立
    2010年12月 創薬パートナーズ 8名で立ち上げ 現在に至る

    【主なご研究・ご業務】
    医薬品製造に関するコンサルテーション、GMP関連執筆

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    キーワード

    医薬品技術   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)

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