
★2025年11月21日WEBでオンライン開講。東京科学大学 赤坂氏が、【制振・防振に用いる高分子材料を取り扱うための構造、力学特性、評価法および材料設計の手法】について解説する講座です。
■注目ポイント
★高分子制振・防振材料を扱う上で理解しておくべき高分子の構造や力学特性、評価方法から材料としての特性や設計手法までを網羅的に解説!
セミナー番号
S251138
セミナー趣旨
★振動や騒音は、生活環境や職場環境の悪化を招く身近な社会問題です。また、製品の低振動・低騒音化は製品寿命を延ばし、使用者の負担を低減し、付加価値の向上につながります。騒音の多くは振動に起因するため、振動の低減は重要です。
★振動対策には制振材料と防振材料があり、主に高分子材料が用いられます。高分子材料の粘弾性特性を活用し、振動エネルギーを吸収・反射することで対象物の振動を効果的に抑制します。
振動や騒音は、生活環境や職場環境の悪化を招く身近な社会問題です。また、製品の低振動・低騒音化は製品寿命を延ばし、使用者の負担を低減し、付加価値の向上につながります。騒音の多くは振動に起因するため、振動の低減は重要です。振動対策には制振材料と防振材料があり、主に高分子材料が用いられます。高分子材料の粘弾性特性を活用し、振動エネルギーを吸収・反射することで対象物の振動を効果的に抑制します。
本講演では、高分子制振・防振材料を扱う上で理解しておくべき高分子の構造や力学特性、評価方法から、材料としての特性や設計手法までを解説します。
習得できる知識
・ 振動、騒音対策の全体像
・ 高分子の構造と力学的性質
・ 各種力学物性評価法
・ 高分子の粘弾性挙動
・ 制振材料、防振材料の種類、特徴、材料設計の考え方
セミナープログラム
■注目ポイント
★振動、騒音対策の全体像を解説!
★高分子材料の構造、力学物性(特に振動対策に重要な粘弾性挙動)の基礎知識を解説!
★制振材料、防振材料の種類、特徴、材料設計の考え方とは!?
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【プログラム】
1.振動、騒音対策の概要
振動騒音対策(制振、防振、吸音、遮音)の種類
2.高分子の力学的性質
2.1 高分子の構造
2.1.1 一次構造
2.1.2 高次構造
2.2 力学的性質の測定法
2.2.1 レオロジー要素
2.2.2 クリープ、応力緩和
2.2.3 引張試験
2.2.4 動的粘弾性測定
2.3 高分子の粘弾性挙動
2.3.1 温度依存性
2.3.2 周波数依存性
3.制振材料の設計と評価
3.1 制振材料設計の考え方
3.2 分子構造の影響
3.3 可塑剤の添加効果
3.4 フィラーの添加効果
3.5 ポリマーブレンド、共重合体の影響
3.6 架橋(加硫)の影響
3.7 拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法
4.防振材料
4.1 防振(振動絶縁)材料設計の考え方
4.2 防振材料の種類と特徴
4.3 免震材料の種類と特徴
【質疑応答】
【キーワード】
振動対策、制振材料、防振材料、高分子材料、力学測定、粘弾性挙動
【講演のポイント】
講師は、高分子化学が専門であり、高分子材料の構造、力学物性(特に振動対策に重要な粘弾性挙動)の基礎知識から制振材料・防振材料への応用(種類、特徴、材料設計)まで体系的に学べます。
セミナー講師
東京科学大学 物質理工学院 材料系 / 助教 赤坂 修一 氏
セミナー受講料
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
49,500円(税込)/人
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