
不確実性溢れる時代の予算作成・管理の考え方
セミナー趣旨
めまぐるしく変化するVUCAと称される経営環境の中で企業が成長を続けるためには、まず自社の中・長期ビジョンや経営戦略を年年度ごとの予算数値へ的確に落とし込んでいく必要があります。
また、予算を作成する際には従前の確定値ではなく、いくつかの幅を持たせた、仮説として設定をするという考え方も必要となってきます。
また、予算が仮説と考える以上、外れるには予定されたこととなりますので、策定した予算の執行状況をリアルタイムでモニタリングし、期中での予算実績差異分析を通じ、予算と実績、さらに予算と予測とのギャップ、期末着地予想を的確に把握・分析するとともに、その結果を踏まえた経営上の対応策をスピーディーに実行できる体制づくりも不可欠です。
本セミナーでは、これらの一連の予算作成・管理のPDCAプロセスを取り上げ、予算管理の仕組みと予算統制のすすめ方を点検しながら、予算実績差異分析の実務について設例を交えて学んでいただきます。
受講対象・レベル
経営企画部門、経理部門、事業部企画部門など関連部門の方、予算の作成・管理について基礎から学びたい方
セミナープログラム
1.現在の時代環境の特徴とは
①VUCAの時代
②何がコロナ禍前とは変わったのか
③今後、どう時代は変化するのか
2.不確実性が増す時代の予算管理の体系整理
①予算編成及び予算統制の意義
②予算編成及び予算統制の効果
③予算編成及び予算統制の問題点
3.不確実性下での予算作成のやり方
①中期経営計画から予算作成
②KPIを定めて予算の実効性と柔軟性を高める
③バランス・スコア・カードで予算のチェックをする
4.予算の柔軟性を高めるには
①予算項目ごとにモニタリング時期を定める
②KPIの仮説検証を行う
③業務ごとのKPIを整理する
5.予算実績差異分析
①従来の予算実績差異分析
②KPIに着目した予算実績差異分析
6.その他予算管理に参考になる項目
①予測予算比較分析
②AI回帰分析を活用した予算予測比較分析
7.その他
上記以外にトレンドに応じたテーマをご提供します。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
青山公認会計士事務所 公認会計士
青山恒夫 氏
横浜国立大学経営学部を卒業後、中央監査法人に入所。
その後独立し、青山公認会計士事務所を設立。
会計システムの構築や見直し、会計とITを組み合わせて経営者の意思決定に役立つ仕組みづくりを行うことを得意な業務分野とする。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
受講料
41,800円(税込)/人