
【オンデマンド配信】〔抗体医薬品のシーケンスバリアント〕原因解明に基づいた軽減戦略、擬陽性の削減戦略、スクリーニングのプラットフォームと管理戦略の提案
~シーケンスバリアント管理限界値の提案~
~CHO細胞を用いて産生された抗体医薬品のシーケンスバリアントのケーススタディ~
受講可能な形式:【オンデマンド配信】
◇シーケンスバリアントが増加し、品質、有効性及び安全性に対する懸念から
バイオ医薬品の開発を中止せざるを得ないケースも報告されている!
◇シーケンスバリアントの軽減及びスクリーニングと管理戦略における留意点について考察!
★こんな事が学べます! ・シーケンスバリアントの機構 ・測定法及びケーススタディ ・DNAレベルと翻訳レベルの特徴及び見分ける戦略 ・スクリーニングのプラットフォームと管理戦略の提案 ・主な原因と傾向及び擬陽性を減少させる戦略 |
日時
2025年12月25日(木)まで申込み受付中/【収録日:2021年11月19日】※映像時間:3時間27分
※視聴期間:視聴案内日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)
セミナー趣旨
そこで本講演では、特に抗体医薬品に着目しシーケンスバリアントの機構、測定法及びケーススタディ、DNAレベルと翻訳レベルの特徴及び見分ける戦略、スクリーニングのプラットフォームと管理戦略の提案、主な原因と傾向及び擬陽性を減少させる戦略について紹介し、シーケンスバリアントの軽減及びスクリーニングと管理戦略における留意点について考察する。なお、本講演は講師が医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス 2020 Vol.52 No.3 に執筆した内容の実例に基づいた解説が中心となる。
~主催者より~ |
セミナープログラム
2. アミノ酸誤取り込みの機構
3. LC-MS/MSによるシーケンスバリアント解析のワークフロー
4. LC-MS/MSによる解析で高頻度に観察される擬陽性とその原因
5. マニュアルによりタンパク質レベルにおいて真のシーケンスバリアントを確認する際のポイント
6. 遺伝子レベルにおけるシーケンスバリアントの同定及び定量方法
7. CHO細胞を用いて産生された抗体医薬品のシーケンスバリアントのケーススタディ
7.1 生産セルラインにおける遺伝的不均一性の評価:
組換え抗体の低レベルのTyr→Glnシーケンスバリアントのペプチドマッピングによる検出
7.2 ペプチドマッピングによるバリアント抗体の同定
7.3 製品の微小不均一性の調査:哺乳類生産セルラインにおける変異の迅速な検出のケーススタディ
7.4 高解像度MSによる組換えモノクローナル抗体のコドン特異的Ser→Asn誤翻訳の同定
7.5 CHO細胞で発現させた組換えタンパク質におけるAsn→Serの誤取り込みの発見と調査
7.6 CHO細胞を用いる抗体産生の間のAsn→Serの誤取り込みの調節
7.7 組換えモノクローナル抗体における低レベルのシーケンスバリアントの検出
7.8 CHO細胞で発現させた組換えモノクローナル抗体における意図しないアミノ酸配列変化の機構
7.9 LC-MS/MSによるペプチドマッピングを用いたシーケンスバリアントの解析
7.10 治療用モノクローナル抗体のSer→Argシーケンスバリアントの検出と同定
7.11 哺乳類セルラインで産生されたIgG4モノクローナル抗体におけるAla→Serシーケンスバリアントの特性解析と同定
7.12 組換えモノクローナルを産生するCHOセルラインにおけるTyrシーケンスバリアントの除去
7.13 Tyrコドンの誤翻訳の増加と関連する哺乳類tyrosyl-tRNAのアミノ酸特異性の低下
7.14 組換えタンパク質の低レベルのシーケンスバリアント解析:最適化されたアプローチ
7.15 分子のポリガミー:
1-phenylalanyl-tRNA-synthetaseの混乱はCHO細胞で発現させたメタ-及びオルト-チロシンの誤取り込みを引き起こす
7.16 CHO細胞由来のIgG1における軽鎖の伸長を起こすTAA (ストップコドン)→ GAA (Glu)の単一塩基対変異の同定
7.17 MSによる抗体DNAコンストラクト再編成配列の迅速な同定
7.18 安定なCHOセルラインスクリーニングを支援する次世代シーケンシングによる低レベルシーケンスバリアントの同定
7.19 CHO細胞で産生されたIgG1組換えモノクローナル抗体の重鎖定常領域の-1読み取りフレームシフトの同定と特性解析
7.20 CHO細胞で産生されたnivolumabバイオシミラーのFc領域におけるAla→Valシーケンスバリアントの特性解析
7.21 次世代シーケンシングを用いたセルライン開発の初期の段階における遺伝子変異解析
7.22 MSとハイスループットシーケンシング解析の組み合わせを用いる
8. アミノ酸誤取り込みの主な原因及び傾向の解明
8.1 異なる培養条件における解析
8.2 系統的にアミノ酸を枯渇した条件における解析
9. コドンを標的とした低レベルのシーケンスバリアント検出方法の改良と
DNA変異と翻訳エラーの違いを定量するためのアルゴリズムの開発
10. シーケンスバリアントの擬陽性を減少させる戦略の開発
10.1 PepFinderサーチの次に Perl Scriptを用いる方法
10.2 解析前に同じアミノ酸配列を有するタンパク質の二つのサンプルを段階希釈して混合する方法
11. シーケンスバリアントスクリーニングのプラットフォームの開発
12. シーケンスバリアント管理限界値の提案
13. シーケンスバリアントの製薬企業に対するアンケート結果
14. バイオ医薬品におけるシーケンスバリアントの位置づけ
15. まとめと留意点に関する考察
セミナー講師
<ご経歴>
昭和59 国立衛生試験所 生物化学部第3室 研究員
平成03 国立衛生試験所 生物化学部第3室 主任研究官
平成08 厚生労働省厚生科学課 併任 (平成9年3月解除)
平成09 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部第1室 主任研究官
平成09 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 診断用医薬品室長
平成14 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 第二室長
平成15 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 第三室長
平成25 国立医薬品食品衛生研究所 医療機器部 部長
平成28 国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部 主任研究官
平成30 国立医薬品食品衛生研究所 退職
平成30 日本化薬株式会社 医薬事業本部 医薬研究所 バイオ医薬品グループ
令和03 日本化薬株式会社 医薬事業本部 医薬研究所 バイオ・高分子グループ バイオ技術チーム
<主なご研究・ご業務>
バイオ医薬品の品質、有効性及び安全性の評価、特に抗体医薬品の免疫原性及び翻訳後修飾の評価
<業界での関連活動>
日本PDA製薬学会 バイオウイルス委員会
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申込締日: 2025/12/25
受講料
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