
高分子の難燃化・不燃化技術と難燃材料の開発及び規制動向
~臭素系・リン系・無機系難燃剤の作用機構と開発動向~
~UL-94改正、RoHS、Reach対応に向けた難燃材料技術の最前線~
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★アーカイブ配信のみの視聴も可能です ■視聴期間:10/6~10/14
日時
【Live配信】2025年10月3日(金) 13:00~16:30
【アーカイブ配信】2025年10月6日(月)〜14日(火)中を予定
■Live配信受講のアーカイブ(見逃し)配信について
※見逃し配信は原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
セミナー趣旨
本セミナーでは、臭素系・リン系・無機系難燃剤それぞれのメカニズムを丁寧に解説するとともに、自動車・家電・建材などでの用途や最新の開発動向までを解説します。さらに、UL-94や限界酸素指数をはじめとした評価手法や、RoHS・Reachなどの規制動向まで幅広く。
難燃・不燃性に関わる設計・開発・品質管理の業務に携わる皆様にとって、有益な知見を得られるお勧めの内容です。
・高分子材料の難燃化・不燃化技術の基礎と最新動向
・臭素系・リン系・無機系難燃剤の難燃メカニズムを比較
・UL94やコーンカロリメータ等の評価法と規制対応(RoHS・ReachH等)
・自動車・電線・建材・繊維など多用途への適用事例と課題
・初級〜中級者向けに、映像・事例を交えたわかりやすい内容構成
【1】高分子材料の難燃化について、下記の内容をベースに解説します。
(1) 難燃剤毎の難燃機構
(2) 難燃材料の用途(自動車、建材、家電等)
【2】評価とその規制では、下記の内容について解説します。
(1) 難燃材料の評価方法(UL改正最新動向及び用途での評価方法、車載材料、繊維、電気・電子材料等)
(2) 難燃性の定量化(UL難燃性の定量化について)
(3) 規制(新RoHS,Reach~Epeatまで、アンチモン、フッ素)
(4) 難燃材料の開発動向
セミナープログラム
1-1.はじめに
1-1-1.難燃材料とは
1-1-2.難燃機構と技術概要
1-2.臭素系難燃剤難燃機構の考察
1-2-1.熱分解とそのタイミング
1-2-2.分解物とその作用
1-2-3.ラジカルトラップとチャー形成における考察
1-3.リン系難燃剤難燃機構の考察
1-3-1.ベース樹脂の性質
1-3-2.リン系難燃剤の分解とその難燃性
1-3-3.リン系難燃剤の注意点
1-4.無機系難燃剤難燃機構の考察
1-4-1.無機難燃剤の種類と効用
1-4-2.その実例と難燃性
2.難燃性の評価とその規制
2-1.樹脂材料の難燃試験
2-1-1.UL-94(5V改正状況)
2-1-2.限界酸素指数
2-1-3.コーンカロリメータ
2-1-4.新UL試験の実施例
2-1-5.その他の試験方法(発煙量、電線ケーブル試験、車両試験等)
2-2.難燃性の定量化
2-3.難燃樹脂の法的規制動向
2-3-1.world wide 国連、POPs棟
2-3-2.Rearch,RoHS PHAS,TBA,ATO
2-3-3.米国、最上位法、州法、greenscreen
2-3-4.三酸化アンチモン、ビスフェノールA系材料の動向
2-3-5.リン系難燃材
2-4.難燃材料の用途とその未来利用
自動車、飛行機、建材等
□質疑応答□
難燃剤,難燃性,ポリマー,プラスチック,樹脂,不燃,化学物質,法規制
セミナー講師
富山県立大学 客員教授 (兼務)
山口大学 大学研究推進機構 産学公連携センター 客員教授 (兼務)
1994年-1999年 昭和電線電纜株式会社 研究員
1999年-2003年 株式会社関西新技術研究所 シニア研究員
2004年-2010年 富士ゼロックス
2010年4月 京都工芸繊維大学 伝統みらい教育研究センター 特任教授
2018年4月 山口大学 大学研究推進機構 産学公連携センター 客員教授
2023年4月 岐阜大学 高等技術院 GUコンポジットセンター 特任教授
セミナー受講料
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
◆S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について◆
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の24,750円)
〈1名分無料適用条件〉
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書))は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください)。
※他の割引は併用できません。
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
定価:本体36,000円+税3,600円
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
受講について
受講方法・接続確認はこちら(申込み前に必ずご確認ください)
<配布資料>
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安にマイページよりダウンロード可となります。
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講料
49,500円(税込)/人