共鳴法による非接触充電技術(MIT方式)における高効率なエネルギ転送のメカニズムと電磁波ノイズへの対応

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    セミナー趣旨

     非接触給電システムは,複数の分野に跨る技術であるため,個々の分野における断片的な知見では対応できない。実測データおよびシミュレーション結果などを,統一的に取り扱い,複数の分野の関係者間で共有できるようにする。これにより,MIT方式による非接触充電技術の開発課題や製品化動向の把握を容易にすることができる。

    受講対象・レベル

     非接触充電システム(MIT方式)の技術営業担当および製品企画担当者,製品開発者

    習得できる知識

     共鳴方式による非接触充電技術(MIT方式)の技術的な位置づけを理解し、MIT方式が高効率なエネルギ転送を可能にする理由を説明できるようになります。さらに、非接触充電に伴う電磁波ノイズへの対応策についても検討できるようになります。

    セミナープログラム

    ※ 適宜休憩が入ります。

    1. 共鳴法(MIT方式)の回路としての定式化
      
     1.1 非接触給電に対する誤解と偏見

        非接触給電は,原理的にはIH調理器と同じ,かつ,有線給電に匹敵する効率を達成可であることを示す
     1.2 集中定数回路とできる工学的な条件
        集中定数回路と分布定数回路を区別可能な工学的尺度
     1.3 回路としての共鳴法(MIT方式)
        集中定数回路としてみたとき,共鳴法(MIT方式)が有線給電に匹敵する高効率転送を可能であることを示す
     1.4 使用周波数とコイルの巻き方の関係
        100kHzは直巻可能,10MHzは並列接続が望ましいことを示す
      
    2. 共鳴法(MIT方式)に対する解析
      
     2.1 共振回路における高電圧の原因解析

        一次電流と二次電流の導入
     2.2 共鳴法(MIT方式)による高効率転送可能な理由
        Q回反復によるエネルギ転送
      
    3. 漏洩電磁波
      
     3.1 漏洩電磁波のモデル化

        非接触給電システムの漏洩電磁波は,難しい分布定数回路としなくても,解析可能であることを示す。
     3.2 雑音抑圧法
        携帯電話に用いられていたスペクトル拡技術により,転送効率を損なうことなく漏洩電磁波を抑圧可能。
      

    セミナー講師

    鳩野 敦生 氏  日本工業大学 基幹工学部 非常勤講師

    【講師経歴】
     1984年4月~2002年6月:㈱日立製作所
     2003年2月~2005年1月:三井物産㈱
     2005年4月~2013年9月:富士重工業㈱
     2014年4月~2021年3月:University Kuala Lumpur, MJHEP
     2021年7月~2024年7月:㈱サンエー(クリヤマグループ)
     2022年4月~現在:日本工業大学 基幹工学部 非常勤講師

    【活 動】
     2003年2月~2013年9月 Li-ion電池管理システムの開発に従事
     2005年~2009年 乗用車向け衝突防止センサの開発
     2008年~現在:共鳴法による非接触充電技術(MIT方式)の理論解析。自動車技術会ワイヤレス技術部門員会

    セミナー受講料

    44,000円(税込)
    * 資料付
    *メルマガ登録者 39,600円(税込)
    *アカデミック価格 26,400円(税込)

    ★メルマガ会員特典
    2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
    1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。

    ★ アカデミック価格
    学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
    大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
    備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。

    受講について

    • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
      お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
       → https://zoom.us/test
    • 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
    • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
    • お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
    • ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
    • 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。

    ■ お申し込み後の流れ

    • 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
    • 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
    • セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
    • 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
    • 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。

     

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:30

    受講料

    44,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    電力技術

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